(福岡県宇美町) | ●更新:2018年12月(4) |
(きぬかけ) | ●巨樹と花のページ・トップ ●都道府県別リスト ●樹種別リスト |
|
●環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/15. 70m、樹高/20m。樹齢約2000年といわれます。 | |
●神功皇后が応神天皇をご出産された際に「産衣」(うぶぎ)を掛けられたところから名づけられたといわれます。 | |
●1本のクスノキですが、余りにも大きいので「衣掛の森」と呼ばれます。 | |
●根元には大きな空洞があります。2本の大クスが合体しているようにも見えます。 | |
●左の株は非常に古木のようです。右には比較的新しい株が立っています。 | |
●大樟の前では赤ちゃんを抱いた人達が記念写真を撮っていました。 | |
●幹周はこの衣掛の森の方が湯蓋の森よりも大きいようですが、株立ちのようになっていますね。 | |
●産湯水 | |
●御神水「産湯水」(うぶゆのみず)の説明板。 | |
●「子安石」 玉垣内の小石は、“お産の鎮め”として持ち帰り、出産後には別の石に名前を書いて納めます。 |
● | 名称 : 衣掛の森 | 樹種 : クスノキ |
● | 所在地 : 福岡県糟屋郡宇美町宇美1-1-1 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2018/10/13 | |
● | 指定 : 国指定天然記念物 (T11年3月8日指定) | |
● | アクセス : JR香椎線・宇美駅から西に600m、徒歩10分。 【車】九州自動車道・須恵スマートICから南に3.1km、駐車場あり。 | |
● | 「湯蓋の森」に共に国の天然記念物に指定されており、宇美八幡宮のシンボルとなっている大樟です。神功皇后が応神天皇をご出産された際に、産衣(うぶぎ)を掛けられたところから名づけられたといわれています。 大樟のすぐ側には応神天皇ご誕生で用いられた「産湯水」(うぶゆのみず)があり、清浄な水が湧き出ていました。 由緒によれば、宇美八幡宮は、神功皇后が三韓征伐より帰還し、産所を蚊田の邑(蚊田は宇美の古名)に定め、側の槐(えんじゅ)の木の枝に取りすがって、應神天皇を安産にてお産みになられました。この地を宇瀰(うみ)その後、宇美(うみ)と称されました。 境内にはこの衣掛の森、湯蓋の森以外にも大樟が多数あり、「蚊田の森」として県の天然記念物に指定されています。 「衣掛の森」は湯蓋の森に比べると規模は若干劣りますが、その幹周りの大きさは特筆ものです。大きな古木にまだ若い株が立っており、近い将来には世代交代するのかも。 (HP管理者) |
|
|
(湯蓋の森) | (蚊田の森・宇美八幡宮の楠群) | |
■ 福岡県 | ■ クスノキ | ■ 新日本名木100選 |
No.1749 | ||