(福岡市博多区) 更新:2018年12月(7)
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櫛田の銀杏
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6. 10m、樹高/32m。説明板では、樹齢千年。
櫛田の銀杏
説明板によれば、樹丈33m、最大胴回り16m、根回り8m。胴回りの16mはどこを測ってもないでしょう。
櫛田の銀杏
イチョウの周囲をアルミ製の輪と支柱がぐるっと取り巻いています。
櫛田の銀杏
黄葉時はきれいでしょうね。
櫛田神社の夫婦イチョウ
夫婦イチョウ】境内の飾り山笠の左側にある夫婦イチョウ。3本のイチョウが合体しています。
櫛田神社のイチョウ
保存樹のイチョウ】境内の南神門横にあるイチョウの巨樹。市の保存樹になっています。
櫛田神社のイチョウ
これも保存樹のイチョウです。川端通りに面した南神門近くにあり、幹周は5mぐらいでしょうか。
櫛田神社拝殿
櫛田神社拝殿
櫛田の銀杏の説明板
「櫛田の銀杏」の説明板。4カ国語で書いてありますが、小さくて読みにくい。
櫛田神社の祇園山笠 飾り山笠で一年中観光用に展示されています。
名称 : 櫛田の銀杏 樹種 : イチョウ
所在地 : 福岡市博多区上川端町1-41 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/10/13 櫛田神社マップ
指定 : 福岡県指定天然記念物 (S29年5月15日指定)
アクセス : 福岡市営地下鉄・祇園駅下車、徒歩5分 【車】福岡高速環状線・呉服町出口から1.1km。神社前のふるさと館に有料駐車場あり。
イチョウの前の説明板によれば、「樹齢千年と云われ博多一番の古木であると同時に不老長寿の御神木として庶民の尊敬が篤い。さても見事な櫛田の銀杏枝も栄ゆりゃ葉もしげる、と博多祝い歌にも愛唱され古来博多氏子の弥栄を寿ぐ象徴として目出度い宴席などでは必ず歌われている。」とあります。
 市のHPによれば、「櫛田神社境内のイチョウは、大正7年の本樹保存記念碑に樹齢1000年以上と記載されているが、正確なところは不明である。現在の直径が190cmほどであるから、1年間の直径生長が平均して2mmとすると950年となるが、普通はこれより生長はいいので1000年以下であろう。しかし600年は超しており、樹齢の古さからいっても、また樹木規模の大きさからいっても極めて群を抜く、風格のある名木である。平成元年1月の調査で樹高20.8m、胸高周囲598cm、根元周囲652cm、樹冠の幅は、東側10m、西側7m、北側6m、南側9mの規模である。」とあります。
 イチョウはどうも主幹が途中でなくなっているようで、雌株ですから秋には多くの銀杏がなります。境内には他にも「夫婦イチョウ」と南神門近くの「保存樹のイチョウ」があり、共に市保存樹の指定を受けています。
 櫛田神社は有名な博多祇園山笠が奉納される神社で、飾り山笠が一年中展示されています。博多っ子からは「お櫛田さん」の愛称で親しまれている博多の総鎮守で、祭神として正殿に大幡主命(櫛田宮)・左殿に天照皇大神(大神宮)・右殿に素戔鳴尊(祇園宮)の三神が祀られています。
(HP管理者)

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福岡県  イチョウ   新日本名木100選
No.1752