(愛媛県西条市) 更新:2016年8月(20)
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伊曽乃神社のクスノキ
環境省巨樹巨木林DBによれば、神門前の2本の大クスは、幹周/5. 95mと5. 85m、樹高/不明。
伊曽乃神社のクスノキ(神門右)
神門に向かって右側のクスノキ。 説明板によれば、樹齢約700年。
伊曽乃神社のクスノキ(神門右)
これも神門に向かって右側のクスノキですが、根が長く伸びています。
伊曽乃神社のクスノキ(神門右)
これも神門に向かって右側のクスノキですが、支幹が四方に伸びた雄大な大楠です。
伊曽乃神社のクスノキ(神門左)
神門に向かって左側のクスノキ。
伊曽乃神社のクスノキ(神門左)
神門に向かって左側のクスノキ。樹高も相当あります。
伊曽乃神社の社叢説明板 伊曽乃神社社叢の説明板
伊曽乃神社略記 伊曽乃神社
 由緒(部分)
伊曽乃神社拝殿 伊曽乃神社拝殿とその右手前に木花開耶姫命像。
名称 : 伊曽乃神社のクスノキ
所在地 : 愛媛県西条市中野甲1649 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/5/20 伊曽乃神社マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】松山道・いよ西条ICから国道11号を西に5.8km、中野交差点(伊曽乃神社の表示)を左折し、800m行き右折、約400m行くと神社の駐車場があります。
伊曽乃神社は祭神として伊曽乃神「天照大神の荒魂・武國凝別命(たけくにこりわけのみこと)」を祀ります。由緒書きによれば、第12代景行天皇の皇子・武國凝別命が伊予の国土開発の大任をおびこの地に封じられたとき、伊勢神宮より天照大神を奉斎しこの地に祀りました。後に、命の子孫である伊予三村別(いよみむらわけ)氏により天照大神と始祖武國凝別命とを合わせて祀ったのが、伊曽乃神社の始まりとあります。
 文献として、続日本紀に766年に、「伊曽乃神」に従四位下の神階を授けるとともに神戸5烟を充てる旨が記されているという、国史にも登場する歴史ある神社です。お参りして、とにかく社殿の立派なことに驚きました。大山祇神社といいこの地方には素晴らしい神社がありますね。
 また拝殿前には文化勲章受章者・中村晋也氏作の「木花開耶姫命(このはなさくやひめ)」のブロンズ像があります。木花開耶姫命は神門前にある境内社・古茂理(こもり)神社の祭神です。有名な西条祭はこの伊曽乃神社の例大祭で、10月に開催されます。
 大楠は神門の左右にあり、向かって右側の方が大きくで、少し傾いていますが立派な根元をしています。両方の楠には太いしめ縄がしてあり、御神木として大事にされています。すぐ近くには「オタチキさんのムク」があります。
(HP管理者)

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