(愛媛県今治市) 更新:2016年8月(7)
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胴塚の楠
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/7.10m、樹高/23m。樹齢/伝承800年余。
胴塚の楠
幹周実測値/8.15m。 まーるくて、雄大な樹冠です。
胴塚の楠
胴塚の楠
腐朽などなく、とても健康なクスノキの巨樹です。
胴塚の楠
探さなかったのかな、野球のボールが根元に何個か転がっています。
名称 : 胴塚の楠
所在地 : 愛媛県今治市朝倉下甲548-1付近 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/5/19 胴塚の楠マップ
指定 : 今治市指定天然記念物 (S56年6月30日指定)
アクセス : JR予讃線・今治駅からせとうちバス「朝倉方面行き」に乗り、「下朝学校前」で下車し北東に100m。 【車】今治小松道・今治湯ノ浦ICから国道196号を北に1.4km、左折し県道162号を2km、「朝倉支所前」を右折し県道155号を600m、左手にJAのスーパーの駐車場があります。グランドまで100m。
「胴塚の楠」は、朝倉小学校から北東に50mほど行った所にある中学校のグランドの東北隅にあります。グランド内には樹木はこのクスノキしかないのですぐに分かります。雄大な樹冠を持ており、国か県の天然記念物級のクスノキの巨樹です。
 「胴塚」というちょっと怖い名称の由縁については、

 平安時代末期に伊予の源氏・河野氏が尾道の平氏・西寂入道と朝倉の地で戦い、河野氏は48人の武士を討ち取ってその首を血洗池で洗い、現在の朝倉小学校の首塚に埋め、その上に辻堂にあった肩切り地蔵を安置しました。一方、胴体の方は死体を洗った池の傍らに埋め、その上にクスノキを植えたと言われています。(「伊予の隅々」を参考にさせいただきました)。

 昔々のお話とはいえ残酷なお話ですね。現在は「大楠と肩切り地蔵」として、朝倉小学校にあるお地蔵さんと共に市の史跡天然記念物に指定されています。
(HP管理者)

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No.1285