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名称 : 大窪寺のイチョウとサザンカ |
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所在地 : 香川県さぬき市多和兼割96 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2013/11/24 |
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指定 : 香川県指定保存木 イチョウ(H3年3月29日指定)
香川県指定保存木 サザンカ(S61年3月18日指定) |
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アクセス : 【車】高松道・志度I.Cから県道141号線、県道3号線を経由し、多和の交差点を左折して国道377号線を走ると着きます。 |
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医王山大窪寺は四国八十八カ所巡礼の88番札所、結願の霊場です。徳島県との県境に近い矢筈山(標高782m)の東側中腹に位置しています。ちょうど紅葉の時期で、朝早くでも多くの参詣客がありました。
イチョウはすでにほとんど葉が散っていましたが、下の方に僅かに黄葉した葉が残っていました。サザンカの方はちょうど花の時期で、白い花をいっぱいつけていました。イチョウは本堂前に、サザンカは本堂への門前にあり共に県の保存木に指定されています。
縁起によれば、大窪寺は奈良時代の養老元年に僧行基がこの地を訪れ、草庵を建てたことにはじまると言われます。弘仁七年(817年)、唐から帰国した弘法大師空海が、現在の奥の院近くの岩窟で虚空蔵求聞持法を修法し、堂宇を建立。等身大の薬師如来坐像を自ら彫造し本尊とされ、また唐の恵果阿闍梨より授かった三国伝来の錫杖を納めて大窪寺と名づけ、結願の地と定めました。その錫杖は今も本尊と共に祀られています。
(HP管理者) |
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