(和歌山県有田川町) 更新:2014年5月(16)
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浄土寺のクス
クスノキの前にある説明板では、幹周/8. 76m、樹高/約17m、樹齢/推定600年以上。
浄土寺のクス
西ヶ峯集落へは国道から山道を1.5km程登ります。
浄土寺のクス
大クスは境内の端、鐘楼の横にあります。
浄土寺のクス
お寺に下の道路から見ると二股に分かれている様子がよく分かります。左にも別の巨木の根が残っています。
浄土寺のクス
浄土寺本堂 浄土寺本堂
浄土寺説明板 浄土寺とクスの説明板。
名称 : 浄土寺のクス
所在地 : 和歌山県有田郡有田川町西ヶ峯1466 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/11/4 浄土寺マップ
指定 : 和歌山県指定天然記念物 (H24年7月20日指定)
アクセス : 【車】阪和道・有田ICから県道22号を経て国道424号を北に。西ヶ峯集落へは登り口から約1.5km山道を登ります。
国道から西ヶ峯集落への登り道を上っていくと浄土寺の前に出ます。お寺の前には公民館がありますのでそのスペースに駐車しました。浄土寺は平安時代末期、寿永年間(1182から183年)の開基とされます。浄土宗の開祖・法然上人の弟子の感西上人(かんさいしょうにん)が熊野参詣の帰路西ヶ峯を通り一寺を建立したことに始まるとされています。
 本尊は聖徳太子が一彫ごとに3回礼拝をして彫ったと伝える阿弥陀如来で、またこの本尊は「蹴破の阿弥陀さん」と呼ばれており、昔田畑への水路建設の際邪魔をしていた大岩をこの寺の阿弥陀さんが蹴って割ったという伝説があります。2つに割られた大岩は現在も大切に守られています。
 クスノキは、本堂前に大きく石垣を越えて斜めに伸びており、下の道路からその状態がよく分かります。根元には聖徳太子の石像が祀られています。
(HP管理者)

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No.784