(香川県まんのう町) 更新:2014年5月(13)
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天川神社の三本杉
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6. 98m、樹高/30m。樹齢は約700年といわれています。
天川神社の三本杉
国道453号線を二分して三本杉がそびえます。
天川神社のスギ 天川神社のスギ
国道の境内川にも大杉が隠れています。 これは境内の大杉。
天川神社の社叢 説明板
天川神社社叢の説明板。300種に及ぶ植物が繁茂していることから指定されたとあります。
天川神社
名称 : 天川神社の三本杉
所在地 : 香川県仲多度郡まんのう町造田3433 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/10/14 天川神社マップ
指定 : 国指定天然記念物 (S55年12月17日:社叢として指定)
アクセス : JR予讃線・琴平駅前から琴参バス美合線で「天川」下車、約200m。 【車】高松道・坂出ICから国道11号を東に500m、「川津」を右折し国道438号を南に21.1km、国道沿いにあります。
天川神社は国道438号線沿いに鎮座しています。駐車場がないのでバス停寄りの橋の脇のスペースに駐車しました。道路に沿って細長くのびた社叢は、国指定の天然記念物で、三本杉をはじめ巨木の入り交じった大きな鎮守の杜を形成しています。
 社伝によれば天平2年(730年)の創始で、平安時代の歴史書「日本三代実録」に貞観6年(864年)に従五位を授かったとある由緒ある神社です。社叢はスギの巨木、ツブラジイ、イヌガシなど、コケ類ではクジャクゴケ、エビゴケなど貴重な植物があり、これらは讃岐山脈の山麓を代表する残存植物として貴重であるとして国天然記念物に指定されています。
 最も大きなスギである三本杉は、境内ではなく神社前を走る国道上にそびえています。このスギを残すために、上下線を分かち道路が作られたようです。道路拡張で切られる巨樹が後を絶ちません。ぜひこの三本杉を参考にして巨樹の保存をはかって欲しいものです。
 近くには「まんのう町琴南支所のエノキ」があります。
(HP管理者)

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No.782