(香川県小豆島町) 更新:2019年1月(9)
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福田のアコウ
「小豆島旅ナビ」のサイトによれば、株周/2. 1m、樹高/6.5m、樹齢推定/80年。
福田のアコウ
元の幹から出た枝から気根が地上に垂れており、幹周は測定不能と「香川の保存木」のサイトにあります。
福田のアコウ
アコウらしく気根が支幹から垂れており、地上にまで達しています。
福田のアコウ
どのアコウも特徴のある姿をしています。直幹の杉のような、特徴のない幹とは大違いです。
福田診療所とアコウ
左の建物が旧福田診療所です。右の建物ははJA香川県福田です。
福田のアコウ
旧診療所の建物側から見たアコウ樹。
福田のアコウ説明板 福田のアコウ説明板
名称 : 福田のアコウ
所在地 :  香川県小豆郡小豆島町福田407-1 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/11/1 福田のアコウ マップ
指定 : 小豆島町指定天然記念物 (S50年3月26日指定)
アクセス : 福田フェリーターミナルから東に50m。 【車】福田フェリーターミナルに車を駐めて50m。
小豆島町の天然記念物の指定名称は「福田診療所のアコウ」ですが、福田診療所は閉所しており、「福田のアコウ」としました。福田フェリーターミナルから西に50mほど行くと旧診療所があり、その玄関右側にアコウの木があります。
 アコウはクワ科で、亜熱帯地方に広く分布する常緑高木ですが、日本では九州・沖縄・四国南岸・和歌山県南部にしか自生していません。香川県には自生地はないので、このアコウは昭和の初めに和歌山県南紀から移植されたものと云われます。
 非常に奇妙な格好をしているので、幹周の測定は困難とされますが、冊子「小豆島町の文化財」によれば、「株囲は2.1mで75cm上がって二股に分岐し、それぞれ支幹の胸高幹周が1.4mと0.75mであり、樹高は6.5mで、推定樹齢は約80年である」とあります。
 幹・枝から垂れ下がるのは気根で呼吸作用を行うそうです。アコウは本当に独特の樹形をしており、見飽きませんね。
 近くには「葺田八幡神社のクスノキ」、「福田のホルトノキ」があります。
(HP管理者)

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No.1774