(徳島県阿南市) | ●更新:2019年4月(8) |
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●環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6. 15m、樹高/24m。 幹周実測値/6. 86m、 |
●現地説明板では、幹周/約6. 25m、樹高/約31m、樹齢/約1000年とあります。 |
●大杉の背後に見えるコンクリートの壁は、山を削って新しい道路を造っていました。 |
●新しく造っている道路の工事現場から大杉を写しました。 |
●大杉の前の石碑には「弘法大師御手植杉」と刻まれています。 |
●月夜御水庵のお堂。 |
●大杉の説明板。阿南市の文化財(天然記念物)に指定されています。 |
● | 名称 : 月夜御水大師の大杉 | |
● | 所在地 : 徳島県阿南市新野町月夜165付近 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2019/3/9 | |
● | 指定 : 阿南市指定天然記念物 (S44年7月21日指定) | |
● | アクセス : 【車】阿南道路(国道55号)の阿南出口を南西に100m、「橋西」を右折し国道55号を1.9km、交差点を直進し県道35号を西に5km、左折し県道284号を2.5km。道路脇のスペースに駐車。 | |
● | 県道284号を南に月夜御水大師に向かって車を走らせていると、白装束のお遍路さんに次々と出会います。なぜなら、大杉は四国八十八箇所霊場・第22番札所平等寺と第23番札所薬王寺の間にある月夜御水庵にあるからです。お堂の横を巡礼道が通っており、多くの歩き遍路の方が大杉を眺めてから山道を登っていきます。 説明板によれば、大杉はすべての枝が一度下を向いているので、別名「逆杉(さかさすぎ)」とも呼ばれるそうです。伝説によると、弘仁2年(811年)弘法大師空海が当地で薬師如来と不動明王を刻んだ際、その杉材を後世に残すため枝を挿したものが根付き大杉となったといわれます。 この地の地名「月夜」の由来については、お大師さまが当地に野宿するにあたり、裏山にかかっていた三日月が沈み、暗くなってしまいました。そこでお大師さまが一心にお経を唱えたところ、三日月は元に戻り、明るい一夜を過ごすことができたからといいます。 四国はどこに行っても88ヶ所にまつわるお話がありますね。そういえば、「四国八十八箇所霊場と遍路道」として世界遺産の登録を目指しているそうです。実現するといいですね。 (HP管理者) |
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No.1843 | ||