(徳島県阿南市) 更新:2019年4月(1)
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轟神社の夫婦楠
夫婦楠】 環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/10. 43m、主幹幹周/5. 64m、樹高/19m。
轟神社の夫婦楠
夫婦楠】 「新野のクスの群生」の説明板によれば、右側①6. 57m、左側②4. 84m。
轟神社の夫婦楠
夫婦楠】 根元では完全に一体化しています。
轟神社の夫婦楠
夫婦楠】 それにしても立派な根をしています。
新野のクスノキ群生・夫婦楠
夫婦楠】 右の2本が夫婦楠で、その左に説明板③の楠があります。
轟神社拝殿
轟神社の拝殿。後ろには説明板⑦の最大樹の大クスがあります。
轟神社由緒
名称 : 轟神社の夫婦楠
所在地 :  徳島県阿南市新野町北宮ノ久保4 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/3/8 轟神社の夫婦楠マップ
指定 : 徳島県指定天然記念物 (S42年3月17日指定)
アクセス : 【車】阿南道路(国道55号)阿南出口から南に100m、「橋西」を右折し国道55号を南西に1.9km、右折し県道35号を5.5km、右折し200m。鳥居前のスペースに駐めました。
轟神社の夫婦楠は「新野のクスの群生」の中のクスノキですが、名称がついているので別ページにしました。
 轟神社は、JR牟岐線・新野駅の西約2kmほどの、新野小学校の裏手にあります。社殿は楠の巨木に囲まれた境内に鎮座しています。由緒書きによると、平安時代初めの弘仁5年(814年)勅使を以て今の奈良県生駒郡三郷町の龍田大社より分霊を奉遷して此の地に祀ったもので、御祭神は級長津比古命(しなつひこのみこと)、級長津比女(しなつひめ)の二柱です。
 祭神は龍田風神と呼ばれ、農家や航海業者の信仰が厚い神で、のちに近くにあった延喜式内社の室比売神社を合祀して、安産の神としても崇敬を集めています。
 夫婦楠は画像にあるように根元で合体した2本の巨樹で、遠目には完全に2株に見えます。巨樹巨木林DBでは、合計幹周は10.43mですが、境内の説明板によれば、右6. 57m、左側4. 84mで合計11.41m。
 クスノキの根元には白蛇2匹が棲み、時にふれ轟明神の使者として境内に現れ、これを見た者には幸福が訪れるという伝説があります。残念ながら見ることはできませんでした。
(HP管理者)

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徳島県  クスノキ   新日本名木100選
No.1836