(広島県庄原市)  更新:2020年2月(1)
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南の八幡神社社叢のモミ
環境省巨樹巨木林DBでは、モミは1本だけ登録されており、幹周/5. 70m、樹高/30m。
南の八幡神社のモミ(1)
境内社・杵築神社の鳥居横にあるモミで、たぶん最大のモミと思われ、幹周を実測すると5. 71mありました。
南の八幡神社のモミ(1)
この画像も上と同じモミの木です。ずり落ちていますが、しめ縄が巻かれていたのでしょう。
南の八幡神社のモミ(2)
これは本殿と杵築神社の間にあるモミの木で、幹周実測値/5. 44mでした。
南の八幡神社のモミ(2)
本殿と杵築神社の間にあるモミの木。
南の八幡神社社叢のモミジ
八幡神社の本殿とその前のモミジ。本殿背後の山の斜面にも倒木が多くあります。
南の八幡神社のモミジ
イロハモミジの巨木で、幹周実測値/3. 15m。背後は本殿です。
八幡神社(大宮八幡宮)由緒
八幡神社由緒。
南の八幡神社社叢説明板
「南の八幡神社社叢」の説明板。
名称 : 南の八幡神社のモミ・モミジ
所在地 :  広島県庄原市高野町南491 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/11/10
指定 : 広島県指定天然記念物 (S34年10月30日指定)
アクセス : 【車】松江道・高野ICから県道39号→国道432号を東に4.2km、右折し南に500m。参道手前に駐車場あり。
社叢として県の天然記念物に指定されています。ところが平成16年(2004年)10月の台風23号により、参道にあった杉並木の8割が倒れてしまいました。地元では杉並木を復元すべく、苗木を植え、参道を整備し、将来に夢をはせているそうです。
 神社の起源は崇神天皇の頃に遡るとのこと。「高おかみの神」を祀りましたが、その後石清水八幡宮から勧請し「福円原八幡宮」と称しました。明治になり「大宮八幡宮」と改称しています。
 社叢の木々は、室町時代中期、元享元年(1321年)蔀山城の城主山内首藤通資が鶴岡八幡宮を当地に祭るにあたり植樹したと伝えられます。
 かっての杉並木の参道を進むと、神門の向こうに広い境内とモミを主体とした社叢が広がります。モミは境内摂社の杵築神社の前にあるモミが最大で、幹周5.7mを測ります。本殿と杵築神社の間のモミも5mを超えます。
 境内で目立ったのはモミジの巨樹で、幹周実測値/3.15mですが、広島県では最大のモミジとされます。ちょうど黄葉の時期で、写真に彩りを添えてくれました。
 近くには「上高野山の乳下りイチョウ」があります。
(HP管理者)

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No.2036