(岡山県津山市) 更新:2016年12月(13)
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祝木のケヤキ
現地説明板によれば、幹周/8. 5m、樹高/10m、推定樹齢/800年。
祝木のケヤキ
主幹は空洞になっており、大きな穴も空いています。小祠は「祝木社」で先住神を祀ります。
祝木のケヤキ
後方に見えるのが「中山鳥居」。その横にはムクノキが見えます。
祝木のケヤキ
空洞が見えないところから写すと迫力ある姿になります。
祝木のケヤキ
祝木のケヤキ
空洞は主幹のほとんど占めており、文字通り皮一枚という状況です。
中山神社祝木のケヤキ説明板 名木百選「中山神社祝木のケヤキ」説明板
名称 : 中山神社祝木のケヤキ
所在地 : 岡山県津山市一宮695 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/10/14 中山神社祝木のケヤキ マップ
指定 : 津山市指定天然記念物 (S48年10月20日指定)
アクセス : 【車】中国道・津山ICから国道53号を西に5.1km、「南新座」交差点を右折し県道68号を4.9km。神社の駐車場があります。
「中山神社祝木(いぼぎ)のケヤキ」は中山神社参道前の道路脇にあります。道路正面には中山神社の石の鳥居(中山鳥居)があり、神社境内には「ムクノキ・イチョウ・センダン」があります。
 中山神社の社殿は、天文2年(1533年)に尼子経久の兵火で焼失しましたが、このケヤキはその兵火以前のものと言われます。内部はほとんど空洞となっていて、所々に枝がとれたと思われる穴が空いています。それでも結構枝葉を付けており、まだまだ生き延びてくれることでしょう。
 ケヤキの玉垣内には祝木社の小祀がありますが、「祝木」(いぼぎ)とはこの木の下で中山神社先住神(大己貴命)を祝い祭ったという伝説にちなんでいます。先住神とは、中山神がこの地に鎮座しようとした際に、すでにこの地に鎮座していた神(大己貴命)がおり、国譲りを行い大己貴命はこの祝木の地に社殿を建てて鎮座したが、さらに社地を数10m南の国司神社に社地を移したといいます。この伝説については「津山瓦版」に詳しく説明があります。
(HP管理者)

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No.1371