(岡山県岡山市北区) 更新:2018年11月(2)
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吉備津神社のイチョウ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4. 40m、樹高/18m、樹齢/約600年。
吉備津神社のイチョウ
イチョウの前の標柱は「“樹樹のかがやき”発刊記念」と書かれています。
吉備津神社のイチョウ
イチョウの全体写真。
吉備津神社のイチョウ
左側の建物が本殿で、屋根の庇が少し写っています。
吉備津神社のイチョウ
吉備津神社のイチョウ
乳(気根)が何本かありました。
吉備津神社本殿とイチョウ
吉備津神社本殿とイチョウ。本殿・拝殿は国宝に指定されています。
吉備津神社案内 吉備津神社案内
名称 : 吉備津神社のイチョウ
所在地 : 岡山県岡山市北区吉備津931 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/10/2 吉備津神社マップ
指定 : 岡山市指定保存樹 (S63年3月1日指定)
アクセス : JR吉備線・吉備津駅から南に約600m、徒歩約12分。 【車】山陽道・吉備スマートICから西に800m、左折し県道61号を1.6km、右折し国道180号を2.5km、「吉備津神社前」を左折し250m。駐車場あり。
吉備津神社も吉備津彦神社と同じく大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)を主祭神として祀ります。大吉備津彦命は第七代孝霊天皇の第三皇子で、崇神天皇10年に四道将軍の1人として山陽道に派遣され、この地方の賊徒を平定し平和と秩序を築きました。その子孫が吉備の国造となり、古代豪族の吉備臣になったとされています。
 吉備津神社には、あの桃太郎のお話のもととも云われる温羅(うら)退治のお話しが伝わっています。吉備津神社の近くには鬼の城と呼ばれる朝鮮式の山城の石積があり、古代吉備国の歴史の解明が待たれます。
 神社の本殿・拝殿は、室町時代中期の応永32年(1425年)の造営で、本殿・拝殿合わせて1棟として国宝に指定されています。その「吉備津造り(比翼入母屋造)」の勇壮な社殿は素晴らしいものです。
 イチョウはその本殿の東側にあり、神木とされているようです。イチョウには乳(気根)が何本か垂れており、古木であることを物語ります。
(HP管理者)

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No.1727