(岡山県岡山市) 更新:2018年11月(3)
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福田海のムクノキ
環境省巨樹巨木林DBには登録なし。幹周実測値/4. 43m、樹高/約12m(目視)。
福田海のムクノキ
ムクノキの右横には「福田海本部」の石柱があり、その後には長床(ながとこ)があります。
福田海のムクノキ
なかなかの根元をしています。
福田海のムクノキ 福田海のムクノキ
吉備の中山 説明板
「吉備の中山」の説明板。古今集にも謳われています。
名称 : 福田海のムクノキ
所在地 : 岡山県岡山市北区吉備津795 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/10/2 福田海本部マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】吉備津彦神社から北西に約400m。(吉備津彦神社のイチョウを参照)
吉備津神社のイチョウから北西に400mほど細い道を行くと右手に大きなムクの木があります。ムクノキは福田海(ふくでんかい)本部への入口にありますが、「福田海」とは明治33年(1900年)に中山通幽が、聖徳太子・役行者・僧行基の教えに基づいて開いた修験道の寺院(宗教法人)です。
 この独立丘と裾野一帯の地域を「吉備の中山」といいますが、遠い昔まだこの地方が吉備の国と呼ばれていた頃、その中心にあったことがその名の由来とも伝えられています。この山すそに備前一宮の吉備津彦神社と備中一宮の吉備津神社(本殿拝殿・国宝)が寄り添うように鎮座していることからも、吉備地方の中止地であったことがうなづけます
 ムクノキのそばにある建物は長床(ながとこ)で、風神を祀り暦祭を修する場所だそうです。ムクノキは幹周4.5m程ですからさほど大きくないものの、吉備津神社と吉備津彦神社を結ぶ道路沿いにありよく目立ちます。
 岡山の巨樹の情報については「巨木探訪」のHPが大変役に立っています。地図がリンクされており、巨樹訪問には便利です。この「福田海のムクノキ」もこのサイトで知りました。
(HP管理者)

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No.1728