（岡山県真庭市）

●更新：2019年8月(20）

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●環境省巨樹巨木林DBに登録なし。　幹周実測値/5. 54m、樹高/約20m（目視）。

●地上1.5ｍほどで大きな支幹を出しています。幹周実測値で５メートルを超すムクノキの巨樹です。

●ムクノキの左側の建物が古市場多目的施設です。

●小祠のある方の反対側には大きな亀裂があります。

●右の灯籠に「木山宮」の文字が見えます。

●	名称　：　古市場 木山宮のムクノキ
●	所在地　：　 岡山県真庭市栗原1743	○地図リンク提供：マピオン
●	撮影日　：　2019/5/12
●	指定　：　指定なし
●	アクセス ：　【車】中国道・落合ＩＣから国道313号を南西に6.9km。駐車スペースあり。
●	真庭市栗原の国道313号沿いに古市場多目的施設（集会所）があり、その前に「木山宮のムクノキ」があります。天然記念物などの指定がなく、正式な名称ではありません。ムクノキの傍には「木山宮」と彫られた石灯籠と小祠が祀られていました。 　木山宮はここから北に直線距離で3.7kmほど離れた場所にあります。木山寺と木山神社はもとは神仏混合で、木山宮（きやまぐう）と呼ばれていました。木山宮は木山牛頭天王を祭り、牛馬の神、五穀豊穣や商売繁盛の神様として多くの信仰を集めてきましたが、明治初期の神仏分離令により、木山寺、木山神社に別れたという歴史があります。 　小祠にはその神様を祀っているのでしょう。ムクノキは根元に大きな空洞があるようで、裂け目もあり、余り健康ではありません。文化財の指定をして保護してほしいものです。ご覧のようになかなか大きなムクノキですから。 　近くの備中川の堤防上には「栗原の四本柳」（県天然）があります。 （HP管理者）

（箸立天神のイブキヒバ）		（栗原の四本柳）
■ 岡山県	■ ムクノキ	■ 新日本名木100選
No.1935