(島根県松江市)  更新:2015年3月(4)
(したび) 巨樹と花のページ・トップ  都道府県別リスト  樹種別リスト

志多備神社のスダジイ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/11. 40m、樹高/20m。樹齢数百年といわれる。
志多備神社のスダジイ
幹には本当に大蛇のような稲藁で編んだ「たち」と呼ばれる
志多備神社のスダジイ
藁で作った大蛇が大枝の間に顔を見せています。
志多備神社のスダジイ
志多備神社のスダジイ
八岐大蛇のような迫力ある枝振りです。
志多備神社のスダジイ
左に延びる枝の力強さ、本当に素晴らしいという一言です。
志多備神社のスダジイ
スダジイ(二本)の説明板 スダジイ(二本)の説明板
駐車場の案内 道路沿いの駐車場にあった道案内板。
名称 : 志多備神社のスダジイ
所在地 : 島根県松江市八雲町西岩坂1589 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2014/10/18 志多備神社マップ
指定 : 島根県指定天然記念物 (H15年12月2日指定)
      新日本名木100選
アクセス : 【車】松江市内から国道432号を南下、右折して西岩坂農道に入り、1kmほど西でさらに右折して下の道路に入り、南に約300mほどで道路沿いの駐車場に着きます。
市道脇にある大きな駐車場に車を止め、田んぼの中の道を東に歩いて100mほどで志多備神社に着きます。駐車場からも神社の鳥居が見えています。鳥居をくぐると右手上に市の天然記念物に指定されているスダジイの巨樹がありますので、「志多備神社のスダジイ(2)」で紹介しています。
 石段を登り神門をくぐり本殿のある境内に上ると、右手に県指定天然記念物の「志多備神社のスダジイ」がありました。新日本名木100選に選ばれている名木で、かっては日本一のシイノキでした。
 地上3m付近で幹は9本に分かれ、大きく四方に枝を広げています。そのうち2本は途中で折れていますが、今でも生命力に溢れています。幹には稲わらをなって蛇の形にした「たち」が幹に巻かれています。毎年11月9日頃にスダジイを祀る伝統行事の「総荒神祭り」が行われるそうです。
 1988年に行われた環境省の巨樹巨木林調査で、シイの部全国一位に鳥取県の「伯耆の大シイ」と共に選ばれました。ところが、21世紀に入ると、東京都御蔵島や京都府舞鶴市でこの志多備神社のスダジイを超える幹周のスダジイが見つかっていますが、いずれも株立ち・根上がりということからすれば、やはりこの志多備神社のスダジイが日本一のシイノキと思われます。
(HP管理者)

BACK 巨樹と花のページトップへ NEXT
(海潮のカツラ) (志多備神社のスダジイ・2)
     
島根県   シ イ    新日本名木100選
     
No.972