(島根県雲南市)  更新:2015年3月(3)
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海潮のカツラ
現地説明板によれば、根周り/18m、樹高/40m。樹齢は数百年を経ていると思われるが定かでない。
海潮のカツラ
日原神社の参道入口右手にあります。環境省巨樹巨木林DBでは、幹周/20. 90m、樹高/30m。
海潮のカツラ
主幹はすでに朽ち果ててありませんが、7-8本の太い支幹が伸びています。
海潮のカツラ
数個の大岩を抱え込んでおり、いくつもの株と小枝が出ています。
海潮のカツラ
海潮のカツラ
無数の支幹が伸びています。
日原神社 日原神社
 社殿
海潮のカツラ 説明板 海潮のカツラ説明板
日原神社 由緒 日原神社由緒
名称 : 海潮のカツラ
所在地 : 島根県雲南市大東町中湯石1446 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2014/10/18 海潮のカツラ マップ
指定 : 国指定天然記念物 (S12年4月17日指定)
アクセス : 【車】松江道・三刀屋木次ICから国道54号を進み、「里方」交差点を右折し県道24号を西に約11km。
海潮のカツラは日原神社の参道脇にあります。すでに主幹は朽ち果てていますが、大きな支幹が7-8本も伸びており、根元には大岩を数個抱えています。株立ちの素晴らしいカツラの巨樹で、昭和12年に国の天然記念物に指定されています。環境省巨樹巨木林DBでは、幹周20.90m、樹高30mですが、幹周を測るのは難しそうですね。
 日原神社は出雲風土記に登場する古社で、祭神は大日霊貴尊(おおひるめのむちのかみ=天照大神)、天之日腹大科度美神(あめのひばらおおしなどみのかみ)、若盡女神(わかつくしめのかみ)です。古くより伊勢宮、伊勢大明神、日原大明神と称されてきたとのこと。
 カツラの古木にはよくある株立ちですが、根元を見ると結構大きな根元で、大岩を抱えているのが珍しいといえます。このカツラは雄株で、芽吹きの頃には三日間だけですが雄花が開花し僅かの期間紅色に染まりとても美しいそうです。その時の写真が掲示されていました。
(HP管理者)

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No.971