(和歌山県高野町) 更新:2019年9月(6)
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奥の院参道の大杉林
環境省巨樹巨木林DBによれば、最大樹は幹周/8. 02m、樹高/40m。 御廟橋から御廟の方向を。
奥の院の大杉林(三本杉)
最大樹はどれかは不明ですが、この三幹の大スギが最大樹ではないかと思っています。
奥の院参道の大杉群
奥の院参道両側に連なる大杉群。参拝の人が小さく見えます。
奥の院の大杉(786番)
奥の院駐車場から御廟に向かい、左に折れて参道に行く手前にある大杉。ひときわ大きい。
特別母樹林(487)
上写真の大杉に付けられていた標札。胸高直径/252cm(幹周に換算すると7. 9m)、樹高/48m、樹齢/840年。
奥の院の大杉林
三本杉付近の大杉群。
奥の院の大杉林(水野家墓所付近)
水野家墓所付近には大杉がかたまっています。
奥の院の大杉林と特別母樹林説明板
奥の院の大杉林と特別母樹林の説明板。
名称 : 奥の院の大杉林
所在地 :  和歌山県伊都郡高野町大字高野山550 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/5/24 奥の院の大杉林マップ
指定 : 和歌山県指定天然記念物 (S33年4月1日指定)
アクセス : 南海高野山ケーブル・高野山からバスで「奥の院前」下車。 【車】京奈和道・かつらぎ西ICから南に2.2km、「笠田中」を右折し国道480号を19.8km、「大門」を左折し3.6km、奥の院前駐車場に駐めました。
高野山・金剛峯寺は弘法大師空海が開いた真言仏教の一大聖地で、その広大な山内の北東部に聖地・奥の院があります。天竺を連想させる転軸山(915m)の東麓に、奥の院があり、その最奥部が弘法大師空海の廟所です。空海は亡くなったわけでなく、今もそこで瞑想し続けているとされており、今でも毎日食事が二度運ばれています。
 一の橋から奥の院に向う1.6kmほどの参道周辺には、荘厳な雰囲気を醸し出す大杉が林立しており、その参道には20万基以上ともいわれる 大小さまざまな墓碑が現存しています。 豊臣秀吉など戦国の名だたる武将から、一般人の墓標まで種々様々で、日本人の縮図ともいえる墓所です。
 大杉群は樹齢200年~600年といわれ、その総数は1300本を超えます。その中でも「特別母樹林」という標札がある杉は樹形材質に優れたもので、733本が指定を受けて保護されています。また旧環境庁の1988年調査では、幹囲3m以上のものが800本と推定されているように一大巨樹林となっています。。
 最大樹は写真の三本杉のように思いますが、その付近に標識の値が「直径252cm(幹周に直すと7.91m)、樹齢830年」の巨杉がありました。参道を歩きながら大杉群を見ているだけで高野山の歴史に触れる思いがします。
 「大師教会のアカマツ・三鈷の松」と「如意輪寺のケヤキ」を高野山の巨樹として紹介しています。
(HP管理者)

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No.1941