(和歌山県串本町) 更新:2016年1月(1)
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潮崎本之宮神社の柏槙
境内の説明板によれば、幹周/7. 46m、根元周/10. 7m,,樹高/19.0m、推定樹齢/1200年。
潮崎本之宮神社の柏槙
拝殿と本殿の間に割って入るようにそびえています。
潮崎本之宮神社の柏槙
拝殿のすぐ奥にビャクシンがあります。しめ縄が張られ、御幣が下げられています。
潮崎本之宮神社の柏槙
着生植物や枝が折れたり切られてしており、支持柱もあり痛々しいですね。
潮崎本之宮神社の柏槙
柏槙(びゃくしん)
3つもある説明板。さらに後ろに隠れるように「白河法皇行幸」の説明板がありました。
潮崎本之宮神社 イヌマキ 潮岬灯台
境内のイヌマキ。幹周/3. 30m、樹高/12m  ●潮岬灯台
名称 : 潮崎本之宮神社の柏槙 樹種 : ビャクシン
所在地 : 和歌山県東牟婁郡串本町串本1517 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/10/18 潮崎本之宮神社マップ
指定 : 串本町指定天然記念物 (S63年5月27日指定)
アクセス : JR紀勢本線・串本駅から約1.3km、徒歩約15分。 【車】国道42号線・潮岬東入口交差点を南に折れ、250m行くとスーパーがあるので駐車し、徒歩で東に200m。
串本町の天然記念物指定名称は単に「柏槙(びゃくしん)」ですが、これでは樹種を示すだけなので神社名を入れました。ビャクシンは本殿の瑞垣内にあり、拝殿との間にあります。
 潮崎本之宮神社は潮岬への道から少し入った所にあり、隣は県立串本古座高校串本校舎です。漁師町らしく狭い道ですので、近所のスーパーに車を置いて訪問しました。
 天明八年(1788年)の『縁起』では、応神天皇が「南海に船を浮べ大水門浦へ御船を寄せさせ給ふ其時此社を建てさせ給ひ三神の大神を祭り給ひて海神社御本宮と号す」とあります。神社の主祭神は底筒男命、中筒男命、表筒男命の住吉三神で、古代より海上交通の守護神として崇敬されていました。
 ビャクシンは説明板によれば、「大正期にすでに中心部は大きな空洞になっており、皮部のみ生存しているが尚鬱蒼として繁茂している。大正10年9月の暴風のため巨幹が二つに裂けたためワイヤーロープで縛り、木材を以て支持している」とあります。
 着生植物も多く見られるし、切られた枝もあり、かなり痛々しいのですが長生きして欲しいもの。なんといっても、台風のメッカといわれる潮岬ですから十分注意してください。この後潮岬に灯台と夕陽を見に行きましたが、太平洋に沈む夕陽がとてもきれいでした。
(HP管理者)

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No.1134