(和歌山県印南町) | ●更新:2012年7月(1) |
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●現地説明板では、幹周/約4m、根周/約6m、樹高/約16m、樹齢/約300年。 |
●ホルトノキは株立ちですので、巨樹という感じはしません。 |
●ホルトノキの全景です。県の天然記念物に指定されています。 |
●切目神社の社殿。ホルトノキは左側にあります。 | |
●史跡・切目王子跡、天然記念物・ホルトの木の説明板。 |
● | 名称 : 切目神社のホルトノキ | |
● | 所在地 : 和歌山県日高郡印南町西ノ地328 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2012/4/28 | |
● | 指定 : 和歌山県指定天然記念物 (S34年1月8日指定) | |
● | アクセス : JR紀勢本線・切目駅から北西に1.1km、徒歩20分。 【車】阪和道・印南ICから県道28号を南に1.1km、左折し国道42号を南東に2.4km、左折し100m。駐車場あり。 | |
● | 切目神社は切目王子神社とも呼ばれます。九十九王子社は熊野権現を祀り、大阪と熊野を結ぶ熊野古道に沿って平安時代に配列されたとされます。なかでも藤代・切目・稲葉根・滝尻・近露の五社は「五躰王子」よ呼ばれ格の高い社でした。境内は切目王子跡として史跡に指定されています。 神社は崇神天皇の時代に創建されたと伝わり、天照大神から五代の祭神を祀ります。平安・鎌倉時代は特に熊野詣でが盛んで、この切目王子は多くの貴族などの宿泊地となりました。鎌倉時代の初め、後鳥羽上皇一行の11人がここで歌会を催し、その歌を懐紙にしたためたものが京都・西本願寺に残る国宝「切目懐紙」です。 1160年に起こった「平治の乱」の時、平清盛がこの王子で都での異変を知らされ、評定を行い急ぎ引き返して源義朝に戦勝したという歴史的にも有名な場所です。 ホルトノキは社殿の左手にあり、説明板では「紀州以外にはまれに見る珍木で、和歌山では湯浅町の深専寺に次ぐ巨木」とのことですが、残念ながら深専寺のホルトノキは枯れました。 (HP管理者) |
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(東岩代八幡神社のクス) | (樮川神社のホルトノキ) | |
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No.539 | ||