(和歌山県白浜町) | ●更新:2015年1月(19) |
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●相生クスノキの前にある説明板によれば、幹周/5. 8m.と4. 9m、樹高/20m、樹齢/700年。 | |
●訪問した日は祭礼の前々日で、お祭りの呼び物である神船の組み立てのために多くの方がおられました。 | |
●根元でくっついているので相生クスノキと呼ばれるのでしょう。 | |
●境内には多くのクスノキがありますが、この鳥居に近いクスノキは幹周/6. 5mとされる大楠です。 |
●上と同じ鳥居の近くの大クスです。天然記念物には指定されていませんが立派な大クスです。 |
●拝殿内の本殿横のクスノキ。これも幹周5mを超すと思われます。 |
●相生クスノキ説明板 | |
●弊殿 | |
●組み立て中の神船 |
● | 名称 : 日出神社の相生クスノキ | |
● | 所在地 : 和歌山県西牟婁郡白浜町日置436 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2014/10/10 | |
● | 指定 : 白浜町指定天然記念物 (H5年9月8日指定) | |
● | アクセス : 紀勢本線・紀伊日置駅から明光バス白浜駅行きで「日の出」下車すぐ。 【車】紀勢道・日置川IC出口から県道37号を南西に700m、「日置大橋」交差点を越えて500m。 | |
● | 訪問した日、境内では10/13(月)に行われる例祭(御船祭:みふねまつり)の準備が行われていました。上の写真が御輿をのせる神船で、氏子が担いで海に入る勇壮な「潮かけ神事」が行われます。ちょうどその神船の組み立てが境内で行われており、関係者の方々がおられ、写真を撮りに来たことを告げるとお祭りのパンフレットをいただきました。パンフレットと同じ内容が書かれた説明板が境内にありますが、風雨にさらされたためほとんど読めません。 パンフレットによりますと、「神社の建立は紀伊風土紀によれば古く、大永年間(1521-27年)以前より出月宮と称し、祭神として月読命(つきよみのみこと)を祀っていました。明治42年に神社合祀令により村内の神社を合祀し、社名を日出神社と改めています。」とあります。 神船祭は寛政年間、熊野灘一円に鯨を追う漁業が活況を呈した頃に始まり、熊野水軍の諸手船をかたどった神船の中央に御輿を安置し、この神船を若者が勇ましく神社から大浜まで運び、汐でうち浄める荘厳で勇壮なお祭りです。 相生クスノキは、境内中央に石囲いで丸く囲まれており、その名の通り根元近くから2本の主幹が伸びています。このご神木となっている相生クスノキとは別に境内にはクスノキの巨木が多くあり、特に鳥居近くのクスノキは幹周/6. 50mと思われる巨樹です。北に1kmほど行くと子安地蔵のウバメガシがあります。 (2015/09/24追記)高速道路の紀勢道が2015年8月に開通(南紀田辺−すさみ南間で無料)し、日置川ICから3分ほどで神社に着くようになりました。 (HP管理者) |
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No.947 | ||