(和歌山県日高川町) 更新:2013年4月(9)
(どうじょうじのいりあいざくら)  
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道成寺入相桜
道成寺境内にある有名な「入相桜」です。満開にはもう少しですが。
道成寺入相桜
文楽の「日高川入相花王(いりあいざくら)」の題名にもなっています。
道成寺入相桜
桜の品種は「エドヒガンザクラ」です。
道成寺入相桜
入相桜の由来

本堂前の枝垂れ桜
本堂前の枝垂れ桜は満開を迎えていました。
本堂前の枝垂れ桜
紅枝垂れ桜
護摩堂のそばにある紅枝垂れ桜も満開でした。
紅枝垂れ桜
名称 : 道成寺の入相桜
所在地 : 和歌山県日高郡日高川町鐘巻1738 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/3/23 道成寺マップ
指定 : なし
アクセス : JR紀勢本線・道成寺駅から北に徒歩5分。 【車】阪和道・御坊ICから県道27号を西に1.3km、「野口新橋西詰」を右折し600mで左折、北に800m。駐車場(有料)あり。
道成寺については以前「道成寺の槙柏」で紹介しています。娘道成寺や安珍清姫で超有名な寺院ですが、この3月末は桜を見に来る人たちで賑わいます。ソメイヨシノは開花したところでしたが、本堂前のシダレザクラ・紅枝垂れ桜は見頃で、入相桜は5分咲きといったところ。土曜日の早朝にもかかわらず結構アマチュアカメラマンや見物客が見えていました。
 入相桜(いりあいざくら)はエドヒガンとオオシマザクラの掛け合わせで、現在の桜は2代目です。初代の「入相桜」は和歌山県の天然記念物に指定されていましたが、大正年間に台風で幹が折れ、指定は解除されてしまいました。現在の二代目の入相桜は初代の折れたあとにその根元から自生したものだそうです。
 訪問した日の二日後の3月25日に入相桜が満開となったとニュースに出ていました。文楽「日高川入相花王(いりあいざくら)」の題名にもなっており、道成寺は歌舞伎、能、謡曲、文楽など日本の古代芸能には無くてはならない素材となっています。
(HP管理者)

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