(和歌山県田辺市) | ●更新:2012年6月(4) |
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●社殿の左側のクスノキ。幹周/6. 2m、樹高/10m。後方に見えるのが「霊樟」です。 |
●「霊樟」とされているクスノキで、幹周/4. 08m、樹高/12m、樹齢/300年以上。 |
●安政の大火の時に水を噴いて町を守ったという伝説が残っており「霊樟」とされています。 |
●「蟻通しの由来」の説明板。 |
●蟻通神社社殿 | |
●蟻通神社の正面。唐破風の神門の先には霊樟が見えます。 |
● | 名称 : 蟻通神社の森 | ●樹種 : クスノキ |
● | 所在地 : 和歌山県田辺市湊1143 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2012/4/28 | |
● | 指定 : 田辺市指定天然記念物 (H45年10月31日指定) | |
● | アクセス : JR紀勢本線・紀伊田辺駅から西に200m、徒歩5分。 | |
● | 蟻通神社の由来は説明板にもあるように、外国の使者から持ってきた法螺貝に1本の糸を通すように難題を持ちかけました。日本の神様はこの難題に頭を痛めたところ、一人の神様が法螺貝に蜜を注いだところ、蜜は法螺貝の複雑な穴を通り貝尻から出てきました。その神様は1匹の蟻に糸を結び法螺貝に入れると蟻は蜜を追って穴を通り貝尻から出てきて見事糸が貝の穴を通ったそうです。 その神様のことを蟻通の神というようになり、蟻通神社は知恵の神様として敬われています。蟻通神社は結構各地にあり、同じような伝説を受け継いでいます。あまり広くない境内に大きなクスが2本あり、境内を覆っています。特に石囲いで囲われたクスは「霊樟」といわれ、江戸時代安政元年の地震の際の大火で炎が湊地区に移ろうとした時にこのクスの幹や枝から白水が吹き出して延焼を食い止めたということです。 「霊樟」はそれほどの巨樹ではありませんが、空洞もあり古木であることから大切にしてもらっているようです。近くには「闘鶏神社のクスノキ」があります。 (HP管理者) |
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(闘鶏神社のクスノキ) | (東岩代八幡神社のクス) | |
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No.537 | ||