（奈良県奈良市）

●更新：2022年4月(3）

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●奈良九重桜（ならのここのえざくら）。八重咲きの奈良の固有品種です。

●奈良公園・茶山園地の奈良九重桜と鹿。九重桜の花びらは鹿の大好物のようです。

●茶山園地は若草山のすぐ西側にあります。園地内は九重桜がほとんどです。

●これも茶山園地の奈良九重桜です。とても美しい八重桜ですがあまり知られていません。

●「奈良春日野国際フォーラム」の建物前の奈良九重桜。「ナラノココノエザクラ」の名札がつけられていました。

●奈良春日野国際フォーラム建物前の奈良九重桜。

●みとりい池の奈良九重桜。

●奈良九重桜には萼片（がくへん）が10枚あります。

●	名称　：　奈良九重桜
●	所在地　：　奈良県奈良市雑司町　（茶山園地）	○地図リンク提供：マピオン
●	撮影日　：　2022/4/7
●	指定　：　指定なし
●	アクセス ：　茶山園地へは、近鉄奈良駅から西に1.9km、徒歩30分。
●	奈良九重桜（ナラノココノエザクラ）は奈良の固有品種です。美しいサクラですが、奈良八重桜（ナラノヤエザクラ）が有名なのと、ソメイヨシノと満開時期が重なるのであまり注目されないようです。 　奈良八重桜は九重桜から10日ほど遅れて満開になりますが、その頃には九重桜はもう葉桜です。奈良九重桜が多く咲いているのは、奈良公園の中の「茶山園地」、「転害門」、「県庁東交差点」あたりです。 　今回は茶山園地に行ってみました。3人ほどカメラマンの方が鹿とサクラを狙って撮影されていました。奈良九重桜はヤマザクラと同じように花と新芽が同時に展開しますのでソメイヨシノのような派手さはありません。 　撮影していると、奈良九重桜の幹には「九」のプレートが付き、奈良八重桜には「八」のプレートが付けられていました。九重桜の見分け方にはもう一つあり、花の根元を裏から見たとき、萼片（がくへん）の数の違いでわかります。通常、桜の萼片の数は５枚ですが、奈良九重桜は10枚あります。とても珍しいサクラの品種なのに。 （HP管理者）

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No.2223