(兵庫県丹波市) 更新:2020年10月(16)
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内尾神社のスギ
内尾神社の杉並木。鳥居から一直線に70mの参道が伸び、本殿に至ります。
内尾神社のスギと拝殿
内尾神社拝殿と両側のスギ。環境省DBでは、幹周/(右)6. 44m、(左)5. 78m、樹高/共に60m。
内尾神社のスギ(左)
内尾神社拝殿と左側のスギです。幹周実測値/5. 80m。冊子「丹波の森・名木ガイド」では、樹高/40m超え。
内尾神社のスギ(右)
拝殿右側のスギで、幹周実測値/6. 69m。分厚く苔むした根元部分が印象的です。
内尾神社の2本のスギ
この2本の大杉が市の天然記念物に指定されています。
内尾神社のスギ(右)
右側のスギの分厚い苔の様子が分かります。
内尾神社のスギ
左手前が社殿左側の杉、奥に右側のスギ。
内尾神社由緒
内尾神社の由緒書き。
名称 : 内尾神社のスギ
所在地 : 兵庫県丹波市氷上町三原13 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/10/2 内尾神社マップ
指定 : 丹波市指定天然記念物 (S50年2月25日指定)
アクセス : 【車】北近畿豊岡道・氷上ICから県道7号を北に1.5km、「氷上」を左折し県道78号を西に7.7km。神社前に駐車場あり。
内尾神社の前を通る県道78号線は、清水坂トンネル(長さ1,931m)の完成により丹波市氷上町と多可町を短時間で結んでいます。内尾神社の鳥居前は道路を隔ててザ・サイプレスゴルフクラブがあり、芝生が樹木の間から眺められます。周囲には人家は全くなく、静かな環境です。でも交通量は結構ありました。
 鳥居横の駐車場から鳥居を入ると約70mの間、樹齢約600年の大杉が参道左右に立ち並びます。石橋を渡り、石段を登ると正面にある拝殿の両側に大杉がありました。特に右側の大杉は、根元部のコブ状の膨らみが分厚い苔に被われており、古木であることを感じさせます。
 内尾神社は、由緒書きによれば、往古大宝2年(702年)三原奥丹治大登峰に山伏の宿堂が建てられ、春日大明神・地蔵権現・八幡宮・天神・弁財天を勧請して法道仙人が千日の行法をつとめられたのが内尾神社の起源とされています。
 その後、文治元年(1185年)源頼朝が神域を献じ祈願所となり、俊乗上人により現在の地にお社が創建されました。祭神は、鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)です。
(HP管理者)

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