(兵庫県西宮市) 更新:2015年9月(3)
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津門神社のクスノキ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/5. 20m、樹高/24m。樹齢約600年といわれます。
津門神社のクスノキ
境内の本殿南側に石囲いに囲まれて大クスがあります。くすの木の前には小祠が祀られています。
津門神社のクスノキ
クスノキの根元と西宮市保護樹木の表示板。
津門神社のクスノキ
津門神社のクスノキと社殿
津門神社拝殿とクスノキで、楠の左横に見える神社名を彫った石碑は元大塚古墳の蓋石とされています。
由緒 由緒
名称 : 津門神社のクスノキ
所在地 : 兵庫県西宮市津門西口町14-15 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/8/28 津門神社マップ
指定 : 西宮市指定保護樹木 (S48年10月指定)
アクセス : JR東海道線・西宮駅から南に約300m、徒歩10分。
津門(つと)神社はJR西宮駅の南にあり、祭神として天照皇大神を祀ります。由緒の概要は、「津門神社の発祥は務古の里で、務古の里は古来、自然の良港であり、津登、津奴、津門との名称がありました。昔は京都と山陽四国地方との間を行き交う舟の出入りも繁しく、摂津の国唯一の良港でした。漢織(あやは)、呉織(くれは)姫が百済より渡来し、わが国に初めて機織又は染物などを教えた場所に彼らが外来渡来の神(大日如来)を勧請して創立したといわれています。
 由緒書きには、「今から1060年以上も前、平安時代の延喜元年(901年)、京都を追われた菅原道真公が太宰府に赴く途中、白砂青松を愛でられ、小祠で休憩され、その祠が津門大明神と称されて里人が崇敬する津門の氏神です。」とあります。
 クスノキの前には「白王大神」の扁額が掲げられた鳥居と小祠があり、幹にはしめ縄が巻かれており御神木として崇められています。また楠の横にある神社名を彫った石碑は、元大塚古墳の石棺の蓋石とのこと。
(HP管理者)

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No.1061