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名称 : 千町の大ミズナラ |
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所在地 : 兵庫県宍粟市一宮町千町 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2015/9/15 |
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指定 : 宍粟市指定天然記念物 (H11年1月1日指定)
兵庫県指定郷土記念物(H6年2月4日指定) |
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アクセス : 播但連絡道・朝来ICから国道429号を西に約22km、草置城の看板のある交差点を左折し約4.8km、道路脇にあります。 |
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宍粟市一宮町の千町峠に残るミズナラの巨木です。古い道筋であったようでミズナラの傍らには古くから道祖神が立っており、今もお地蔵さんの祠があります。千町の大ミズナラは兵庫県の郷土記念物と宍粟市の天然記念物に指定されており、また「ひょうごの巨樹・巨木100選」にも選ばれている貴重なナラの巨樹です。
道路の下から見るとミズナラのすぐ側に石垣を積んで道路を拡張したようで、根への影響が懸念されます。昭和40年代後半には、道にせり出していた大枝が折れたそうで、その損傷がまだ残っているそうです。ぜひ保護に努めていただきたいものです。
説明板では、「ミズナラ(水楢)はブナ科コナラ属の落葉高木で、5月に花期を迎え、秋には楕円状の堅果(ドングリ)をつけます。千町の大ミズナラは樹齢300年を越えると思われ、県下でも例のない貴重な巨樹といえます。」とあります。
ミズナラは日本中に広く分布しますが、巨樹は少なく、最大樹は長野県の『小黒川のミズナラ』(幹周/7.25m)とされています。
千町の大ミズナラの手前の草木集落には「若宮八幡神社のスギ」がありました。幹周を実測すると4.53mでした。神社の近くには草置城跡があり櫓が復元されています。
(HP管理者) |
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