(兵庫県西脇市) 更新:2019年6月(2)
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西林寺の唐子ツバキ
播磨広域連携協議会のサイトによれば、根周/1.2m、樹齢/200年以上。
西林寺の唐子ツバキ
「唐子ツバキ」は、本堂への参道の途中、右側の「歓喜天」を祀る「西脇聖天堂」の境内にあります。
西林寺の唐子ツバキ
4月初めの訪問でしたので、まだ多くの花が付いていました。
西林寺の唐子ツバキ
花が咲いた様子が唐子人形の髪を結った形に似ているので、「唐子咲き」と呼ばれます。
西林寺の唐子ツバキ
西林寺説明板
西林寺と都麻里の説明板。
西林寺本堂 西林寺本堂
名称 : 西林寺の唐子ツバキ
所在地 :  兵庫県西脇市坂本455 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/4/5 西林寺マップ
指定 : 兵庫県指定天然記念物 (S56年3月27日指定)
アクセス : 【車】中国道・滝野社ICから国道175号を北に8.1km、「西脇寺内」を左折し西に1.1km。駐車場あり。
西林寺は高野山真言宗の寺院で、山号は栢谷山(かやだにさん)といいます。白雉(はくち)2年(651年)法道仙人によって開基されたと伝わる古刹で、平安時代中期に天台宗・恵心僧都により中興された観音霊場です。
 県の天然記念物に指定されている「唐子ツバキ」は、本堂手前の「西脇聖天堂」の境内にあり、真っ赤な大きな花をたくさん付けていました。樹下にも花が落ちており、若干見頃は過ぎていたようです。
 「唐子ツバキ」とは、濃紅色一重でおしべが八重になって盛り上がるように咲く非常に珍しいツバキです。この花の咲く様子は、唐子人形の髪を結った形に似ていることから「唐子咲き」とよばれています。西林寺の唐子ツバキは樹齢200年以上とされる大木です。
 ツバキは種類が多く、色・形・咲き方・大きさなどで3000種類もあるといわれています。また西林寺はアジサイ寺としても親しまれています。この付近は「都麻里」(つまのさと)と呼ばれており、播磨国風土記にも出てくるようです。
(HP管理者)

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No.1877