(兵庫県多可町)
(かどたしんめい) 更新:2018年10月(15)
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門田神明神社のヒノキ
ヒノキ】 環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4. 60m、樹高/20m。 幹周実測値/4. 70m。
門田神明神社のヒノキ
ヒノキ】 ヒノキの前には、 旧八千代町の景観保全樹木の立て札があります。樹齢350年(推定)。
門田神明神社のヒノキ
ヒノキ】 檜皮を取られたのでしょう。それでもヒノキらしい樹肌をしています。
門田神明神社のムクノキ
ムクノキ】 環境省巨樹巨木林DBには登録がありません。幹周実測値/4. 69mでした。
門田神明神社のムクノキ
ムクノキ】 標識では樹齢推定250年。大枝が折れた跡があります。
門田神明神社社殿
門田神明神社の拝殿と本殿。拝殿の後方にヒノキが見えます。
景観保全樹木標識 景観保全樹木標識
旧八千代町の景観保全樹木標識(ヒノキ・ムクノキ)
門田神明神社由緒 由緒
名称 : 門田神明神社のヒノキ・ムクノキ
所在地 : 兵庫県多可郡多可町八千代区門田106 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/9/23
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】中国道・加西ICから県道234号を北に7.9km、「保木南」を左折し県道34号を1.9km、「中野間」を北に直進し県道143号を4.4km、左折し200m程行くと右手に住民センターの駐車場があります。そこから100m程。
環境省巨樹巨木林DBに多可町八千代区門田の神明神社に幹周4.60mのヒノキが登録されていたので訪問しました。行くと境内にはヒノキの他にムクノキの巨樹もあり、共に旧八千代町の景観保全樹木に指定されていました。樹齢はヒノキが350年、ムクノキが250年とされます。
 門田(かどた)神明神社の祭神は、皇大神と豊受大神、伊勢神宮と同じです。皇大神は天照皇大神のこと。神社の創立年代は不詳とのこと。歴史街道の説明板によれば、江戸時代の棟札が残されていることから、江戸時代始めに伊勢神宮を勧請して祀っていたと思われます。
 住民センターから神社への道を歩いていると「播州織」の工場(廃業したようです)がありました。多可町・西脇市の地場産業として有名ですが、最近は着物を着ることがほとんど無くなり、播州織も販売先を開拓するのに大変なようです。もともとは京都の西陣から技術を導入して始まったそうです。
 ヒノキ・ムクノキ共に幹周5m足らずですから、取り立てて大きくはないのですが、これから大きくなって町の天然記念物になって欲しいものです。ちょうどお彼岸で道路脇の田畑の畔(あぜ)には赤い彼岸花が満開でした。
(HP管理者)

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No.1720