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名称 : 浄徳寺のヒダリマキガヤ |
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所在地 : 兵庫県神崎郡神河町猪篠1346 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2014/9/2 |
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指定 : 神河町指定天然記念物 (H9年10月8日指定) |
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アクセス : JR播但線・新野駅からコミュニティバス・生野線の「猪篠」バス停から東に約400m。 【車】播但連絡道・神崎北ICから国道312号線を北上し、猪篠バス停付近を右折、東に約400m。駐車場があります。 |
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浄徳寺は浄土宗の寺院で、道路からは15mほどの高台に位置します。ヒダリマキガヤは本堂の右奥にあり、斜面に立っているので背景には山里の風景が広がります。
説明板によれば、ヒダリマキガヤとしては全国4番目にランクされているとのこと。一番目は同じ兵庫県養父市の「建屋のヒダリマキガヤ」で、国の天然記念物に指定されています。
ヒダリマキガヤはカヤの突然変異で生じた珍種で、普通のカヤに比べ葉は長く、種子は楕円形で3〜5cmあり、螺旋の模様が左巻きにみられる特徴があります。
この「浄徳寺のヒダリマキガヤ」は、ヒダリマキガヤという珍しい樹種ですが、カヤとしてもなかなかの巨樹です。カヤの実は脂質が豊富で、滋養もある栄養源として古くから重宝されてきました。また、実を精製してできる油も食用や灯火用として利用されていました。
カヤの実は、今では栗やクルミなどに比べると縁遠くなりましたが、建屋のヒダリマキガヤ保存会ではカヤの実を販売するなどしています。
(HP管理者) |
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