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(京都府宮津市) | ●更新:2014年11月(6) |
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●環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/5. 10m、樹高/12m。 |
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●「文樹」の樹種はタブノキです。根元には空洞があり、主幹は途中で折れています。 |
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●文樹は、本堂前から観光船乗り場に行く途中の右手にあります。 |
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●「文樹」の名称は、智恩寺の名称「知恵の文殊」にあやかります。 |
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●霊木「文樹」の由来 | |
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●智恩寺境内。左に多宝塔、正面に本堂が見えます。 | |
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●雪舟の天橋立図にも描かれているという石造地蔵菩薩像で、室町時代の銘が彫られています。 | |
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●天橋立ビューランド(飛龍観)から見る天橋立。 |
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● | 名称 : 智恩寺の文樹 | ●樹種 : タブノキ |
● | 所在地 : 京都府宮津市文珠466 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2014/9/12 | ![]() |
● | 指定 : 指定なし | |
● | アクセス : 北近畿タンゴ鉄道・天橋立駅から徒歩5分。 【車】京都縦貫自動車道・宮津天橋立ICから北に約4.5km。駐車場あり(有料)。 | |
● | 智恩寺の文樹の樹種はタブノキで、「文樹(もんじゅ)」は智恩寺の「知恵の文殊」に通じる名称です。智恩寺は「知恵の文殊」の他にも所の名から「切戸の文殊」、「九世戸の文殊」と呼ばれて古くから信仰の厚いところでした。寺伝によれば寺の開創は平安時代初期の延喜年間(901−913年)といわれます。世に三文殊と呼ばれているのは、この智恩寺、奈良県桜井市の阿部文殊院、京都市の金戒光明寺のことです。 「文樹」はタブノキですが、本堂前から東に天橋立の遊覧船のりばに行く道の途中にあります。頂部はなくなっており、大枝が折れた跡が大きな空洞になっています。それでも樹勢は良さそうです。 さて、天橋立ですが、智恩寺にきて天橋立を見ぬ訳にはいかないので天橋立ビューランドにリフトで登りました。快晴できれいな天橋立を見ることができました。天橋立というと日本三景ですが、昔の切手にもありましたが、松島と安芸の宮島ですね。 また室町時代の画家・雪舟筆の天橋立図は有名で、国宝(京都国立博物館蔵)に指定されていますが、そこに描かれた地蔵菩薩石像が今も残っています。府道沿いの商店のウインドウに天橋立図が貼られていましたが、今も昔も天橋立は日本でも有数の観光地として変わらないようです。 平安時代には和歌の歌枕としても詠まれるほどの有名な地名で、『小倉百人一首』の中の小式部内侍(和泉式部の娘)の歌「大江山 生野の道の とほければ まだふみも見ず 天の橋立」にも見られるように、天橋立は平安人にとっても特別な場所であったと思われます (HP管理者) |
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(浄徳寺のヒダリマキガヤ) | (権現さんの大椎) | |
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No.894 | ![]() |
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