(兵庫県丹波市)  更新:2015年3月(11)
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兵主神社のオガタマノキ
現地樹名板によれば、幹周/3. 1m、樹高/35m、推定樹齢/300年。神社のHPでは幹周/3. 27m、樹高/30m。
兵主神社のオガタマノキ
兵主神社境内の本殿裏にあります。
兵主神社のオガタマノキ
非常に樹高の高いオガタマノキです。
兵主神社社叢
これはケヤキのようです。
兵主神社社叢
参道脇にあるクスノキ。根がねじれており特徴的です。
兵主神社社叢 社叢の説明板
オガタマノキ オガタマノキの樹名板
兵主神社 兵主神社社殿
名称 : 兵主神社のオガタマノキ
所在地 : 兵庫県丹波市春日町黒井2956 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2014/10/24 兵主神社マップ
指定 : 丹波市指定天然記念物 (社叢としてS44年8月31日指定)
アクセス : JR福知山線・黒井駅から北に約800m、徒歩約10分。 【車】舞鶴若狭道・春日ICから国道176号を東に少し行き、野村交差点を右折し約1.7km、氷上高校の西隣です。
県立氷川高校を目標に行くとよいでしょう。ちょうど下校時で兵主神社の参道を通って下校する生徒も多くいました。神社社叢が市の天然記念物に指定されており、オガタマノキの他にもクスノキ・ムクノキ・ケヤキの巨木がありました。樹種が多くあり、伐採を戒めたために残った貴重な社叢です。今でも社叢を守る会があり、貴重な社叢の保全に力を入れているようで、巨樹を愛する者にとっては有り難いことです。
 オガタマノキはモクレン科に属する常緑高木で「招霊」(おぎたま)から転化した名称です。神社の神木として植栽されたものが多く、日本神話の中で天照大神が天岩戸にお隠れになったとき、天岩戸の前で舞った天鈿女命(アメノウズメノミコト)が手にしていた木とされ、古くには榊などとともに神前に供える木として用いられました。
 兵主神社のオガタマノキは本殿の後ろにあり、近年樹勢に衰えが目立つことから、平成14年に造園会社による土壌改良と根の治療が行われ、樹勢は回復しつつあるようです。兵庫県下で幹周3mを超えるオガタマノキはここにしかありません。全国的にみれば、なんと幹周9mを超えるという長崎県の「小長井のオガタマノキ」があります。
(HP管理者)

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No.979