(兵庫県上郡町) 更新:2008年9月(6)
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法雲寺のビャクシン
「ひょうごの巨樹・巨木100選」によれば、幹周/9. 83m、樹高/33. 5m、根回り/14. 30m、樹齢/700〜800年。
法雲寺のビャクシン
イブキ/ビャクシンとしては日本最大の巨樹です。ちなみに二番目は株立ちですが山梨県の古長禅寺のビャクシンです。
法雲寺のビャクシン
地上4m付近で大きく4本の枝に分かれており、分岐までの幹は外からは見えないものの空洞になっているそうです。
法雲寺のビャクシン
ビャクシンとしては樹高があります。
「法雲寺のビャクシン」説明板
名称 : 法雲寺のビャクシン
所在地 : 兵庫県赤穂郡上郡町苔縄637 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2007/9/22 法雲寺マップ
指定 : 兵庫県指定天然記念物 (S52年3月29日指定)
アクセス : 智頭急行線・苔縄(こけなわ)駅から北西に徒歩5分。 【車】国道2号「有年原」交差点から国道373号を北に8.1km、左折し600m。
法雲寺は臨済宗相国寺派の禅宗の寺院で、建武4年(1337年)、雪村友梅を開祖として、赤松則村(円心)が建立した赤松氏の菩提寺です。最近道場が新築され、本堂を結ぶ廊下ができた事でビャクシンを写すポイントが少なくなってしまいました。
 「法雲寺のビャクシン」は、幹周では日本最大のビャクシンです。ビャクシンは禅宗の寺院に多く植採されており、鎌倉の建長寺や湯河原の城願寺のビャクシンは有名です。この巨樹も赤松円心(あかまつえんしん)が法雲寺建立の際に自ら植えたものと伝えられています。
 赤松円心といってもなかなか歴史ファンでないと聞かない名前でしょうが、ここ上郡町では南北朝時代の郷土の英雄として、いろいろな物産品にも名前が付けられている地元の超有名人です。
(HP管理者)

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