(神奈川県鎌倉市) 更新:2010年3月(7)
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建長寺のビャクシン
三門と仏殿の間にあるビャクシンの巨樹。幹周/6. 5m、樹高/13m、樹齢/推定750年。
建長寺のビャクシン
柏槙(ビャクシン)は開山蘭渓道隆のお手植えと伝えられ、樹齢750年といわれます。後方が三門。
建長寺のビャクシン
奥に見えるのが仏殿。その左右にビャクシンが植えられています。左から2本目が最も大きいビャクシン。
建長寺のビャクシン
三門から見て右手奥のビャクシンの古木。いかにも古木らしい年代を感じさせます。
建長寺のビャクシン 建長寺のビャクシン
建長寺仏殿・法堂 建長寺三門
法堂と仏殿(ともに重文) 建長寺三門(重文)
名称 : 建長寺のビャクシン
所在地 : 神奈川県鎌倉市山ノ内8 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2005/7/24 建長寺マップ
指定 : 鎌倉市指定天然記念物 (H6年11月9日指定)
      新日本名木100選
アクセス : JR横須賀線・北鎌倉駅より鎌倉駅方面に向かって徒歩約15分。
建長寺は鎌倉五山第一位で、臨済宗建長寺派の大本山です。 建長5年(1253年)に執権・北条時頼が蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を開山として創建した、わが国最初の禅の専門道場です。
 境内全体が史跡に指定されており、伽藍配置は、総門、三門、仏殿、法堂などの主な7つの建物が中軸上に並ぶという中国の禅宗様式の伽藍配置でした。現存する建築物は江戸時代の再建になります。
 ビャクシンは三門と仏殿の間にあり、7本が鎌倉市の天然記念物に指定されています。ビャクシンの古木は創建当時のもので樹齢約750年とのこと。最も大きいビャクシンは三門から見て左手から2本目です。ビャクシンの巨樹は禅宗寺院に多くあり、神奈川県湯河原町の「城願寺のビャクシン」も有名です。
 この建長寺を訪問する前に訪れた「鶴岡八幡宮の大イチョウ」が2010年3月10日早朝に倒壊してしまいました。すぐに胴切りにして元の場所に植えられましたが、いつの日か元のような大イチョウになることを祈るばかり。
(HP管理者)

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