(大阪市中央区) 更新:2012年7月(10)
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榎木大明神のエンジュ
御神木の槐(エンジュ)、樹齢650年といわれています。幹周は1. 5m程でしょうか。
榎木大明神のエンジュ
1988年に枯れる寸前に樹木医の山野氏により助けられ、今は枝葉をいっぱいに付けています。
榎木大明神のエンジュ 榎木大明神のエンジュ
坂道から見上げるエンジュ。 長堀筋から坂道を上がるとあります。
榎木大明神の由来
「榎木大明神の由来」を記した説明板。この木の下には直木三十五の石碑があります。

 (大阪市中央区谷町6丁目3番)
楠大明神
「楠大明神」が祀られた道路の中央部分。かっては寺院境内の樹木でした。
楠大明神
名称 : 榎木大明神のエンジュ
所在地 : 大阪市中央区安堂寺町2丁目3番 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2012/6/30 榎木大明神マップ
指定 : なし
アクセス : 市営地下鉄鶴見緑地線・松屋町駅下車、東に100m。
榎木大明神は、御祓い筋(熊野街道)と長堀通りの角を北に、石段を登ったところにあります。このあたりは第2次大戦の空襲でも焼け残った古い家屋がまだ残っています。榎木大明神ですから榎(エノキ)の木があると思いきや、エンジュです。槐(エンジュ)は、マメ科の落葉高木で、中国が原産。古くから台湾、日本、韓国などで植栽されている樹木です。エノキとエンジュを間違って名前を付けたみたいです。巳さん(白蛇)を祀っています。
 榎木大明神のエンジュは楠木正成のお手植えとの伝説もあり、樹齢は650年ともいわれます。大戦中の大空襲ではこの木のところで延焼が止まり、これも霊験として伝えられています。大阪市は何度も伐採を試みたそうですが、そのたびに不慮の事故が起こり断念したそうです。
 道路上に残された樹木は近くにもあり、「楠大明神」と呼ばれています。道路の中央にあり、クスノキは排気ガスの影響などからか残念なことに枯れていました。かっては本照寺の境内にあったクスノキでしたが、道路の拡張で取り残されたものです。やはり、切ろうとするとたたりがあるから切れなかったようです。
(HP管理者)
「榎木大明神」の情報は、このサイトをご覧になっている方から教えてもらい、早速訪問しました。ネットには大阪には榎木大明神以外にも道路の中央に残されたり、道路際に残された樹木が結構出ていました。前回紹介の「舎密局跡のクスノキ」もその1本です。

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No.548