(京都市北区)
(ろくおんじ) 更新:2009年5月(1)
巨樹と花のページ・トップ  都道府県別リスト  樹種別リスト

鹿苑寺のイチイガシ
金閣寺の入場受付の前にそびえるイチイガシの巨木。環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4. 91m、樹高/20m。
鹿苑寺のイチイガシ
バックは鐘楼。寺院にイチイガシは珍しい。京都市でもイチイガシは珍しく、市の天然記念物に指定されています。
鹿苑寺(金閣寺)のイチイガシ
春の西日に照らされた鹿苑寺のイチイガシ。たくさんの観光客が入場していきます。
鹿苑寺のイチイガシ 鹿苑寺舎利殿・金閣
(上)鹿苑寺(金閣寺)の金閣(舎利殿)

(左)受付前は人でいっぱい。みんな外国人です。後のイチイガシの遠景を写そうと人が減るのを待ったものの、一向に減る気配がなくあきらめました。
鹿苑寺(金閣寺のイチイガシ)
名称 : 鹿苑寺(金閣寺)のイチイガシ
鹿苑寺(金閣寺)の所在地 : 京都市北区金閣寺町1 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2009/4/11 鹿苑寺(金閣寺)マップ
指定 : 京都市指定天然記念物 (S58年6月1日指定)
      京都の自然200選
アクセス : 京都市バス金閣寺道又は金閣寺前下車すぐ。
鹿苑寺は臨済宗相国寺派の寺院で、舎利殿(金閣)が全国的に有名です。応永4年(1397年)室町幕府第三代将軍足利義満が創建しました。金閣は戦前は国宝に指定されていましたが、昭和25年に寺僧による放火で全焼し、現在の金閣は再建されたものです。この事件をもとにした三島由紀夫の小説「金閣寺」でも有名です。
 説明板によれば、鹿苑寺が現在の伽藍配置になったのは江戸時代初期のこと。330年前に境内再建時に植えられたものといわれますが、自然植生とも考えられ、かつて存在したカシ林の残存木とも考えられています。イチイと呼ばれているのは願掛けも含まれていて、出世を願い植えられたものとされていて、縁起のよい木とされています。
 それにしてもすごい数の観光客です。それもほとんどが外国人で、日本人は半分以下。意味不明の言葉が飛び交います。個人的には金ぴかの金閣より、わびさびの銀閣の方がいいのですが、外国の方には視覚的に派手な金閣の方かな。近くには桜で有名な平野神社もあります。
(HP管理者)

BACJK 巨樹と花のページトップへ NEXT
(森神社のタブノキ) (本能寺の火伏せのイチョウ)
     
京都府  カ シ   新日本名木100選
     
No.229