(京都府南丹市) 更新:2017年1月(5)
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南陽寺の大榧(北株)
北株で、環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/3.47m、樹高/17m。 幹周実測値/3.90m。
南陽寺の大榧(北株)
山門の傍の北株。根元には「園部町指定樹木」の標柱があります。
南陽寺の大榧(北株)
これも「北株」です。
南陽寺の大榧(北株)
南陽寺の大榧(南株)
南株は北株よりも若干細く、幹周実測値は3.52mでした。
南陽寺の大榧 2本
左が南株、右奥が北株、中央前には実をいっぱいつけたカリンの木があります。
南陽寺 南陽寺本堂
名称 : 南陽寺の大榧 樹種 : カヤ
所在地 : 京都府南丹市園部町美園町1-1 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/10/20 南陽寺マップ
指定 : 南丹市指定天然記念物 (H29年4月13日指定)
アクセス : JR山陰本線・園部駅から西に1.4km、徒歩25分。 【車】京都縦貫道・園部ICから南に2.2km。駐車場があります。
南丹市の中心地・園部町にある市役所のちょうど東300mに南陽寺があります。南陽寺は曹洞宗の寺院で、山門の両側に2本の大カヤがあります。旧園部町の指定樹木になっていました。
 南陽寺の創立は、お寺のHPによれば園部城築城時の元和7年(1621年)の頃としています。以後、元文5年(1740年)には、本堂・庫裡・衆寮・観音堂・鎮守(稲荷宮・神明宮相殿・白山宮)・地蔵堂の諸堂が建立されていました。しかし江戸末期の火災で灰燼に付したそうです。
 カヤノキは山門に向かって左側の方が大きく、樹高は同じぐらいです。カヤノキは、種子は食用になり、果実から油も取れるし、材木は光沢のある美しい材質で、榧の碁盤・将棋盤は高級品として知られます。
 この後近くの園部町上本町にある寶福寺にある榎(エノキ)を見に行ったのですが、すでに伐採されていました。近くには「大樹観音堂のケヤキ」があります。

(2018/10/19 追記)平成29年4月13日、南丹市の天然記念物に新指定されました。
(HP管理者)

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No.1383