(京都市右京区) 更新:2018年4月(1)
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印空寺のタラヨウ
お寺にあったパンフレットによれば、樹高/17m、樹齢/300年以上。
印空寺のタラヨウ
幹周は2m程でしょうか。タラヨウは余り大きくならない樹種ですから、この太さでも樹齢300年以上です。
印空寺のタラヨウ
幹の東側と南側には苔が着いています。
印空寺のタラヨウ
本堂とタラヨウ。タラヨウの樹の前には石庭が作られています。
タラヨウの葉 タラヨウの葉
印空寺本堂 印空寺本堂
京都市指定保存樹のプレート 京都市指定保存樹「タラヨウ」の説明板
名称 : 印空寺のタラヨウ
所在地 : 京都市右京区山越西町8 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/3/24 印空寺マップ
指定 : 京都市指定保存樹 (H16年3月5日指定)
アクセス : JR京都駅から市バスの26系統「山越」行き、又は75系統「山越中町」行きで「山越中町」下車、北に徒歩200mほど。
桜守として有名な佐野藤右衛門邸から見て、道路を隔てた向かい側に印空寺があります。早春のよく晴れた日、桜の写真を撮りに佐野邸を訪問しましたが、その帰りに印空寺を訪ねタラヨウの巨木を写してきました。
 タラヨウの樹の前にある京都市指定保存樹のプレートには、「樹齢300年とも言われている大木で,現在においても,よく生長している樹木です。タラヨウの葉は大きく肉厚があります。平安の頃,この葉に文字を書いて相手に伝えたと言われ,現在の『葉書』の語源となっています。」とあります。
 印空寺は西山浄土宗の寺院で、江戸時代中期の元禄元年(1688年)に印空上人が美濃国・立政寺から入洛し建立しました。明治維新以後次第に荒廃しましたが、昭和45年に圓空瑞元上人が普山し、寺の復興に努め、鐘楼・本堂・山門・庫裏を一新しました。
(HP管理者)

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No.1576