法金剛院の待賢門院桜  (京都市右京区) 更新:2010年4月(4)
(ほうこんごういんのたいけんもんいんざくら)
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法金剛院の待賢門院桜
満開の待賢門院桜。朝早くにもかかわらず多くの人で賑わっていました。
法金剛院の待賢門院桜
礼堂をバックにした待賢門院桜。
法金剛院の待賢門院桜と浄土式庭園
浄土式庭園(国の特別名勝)の苑池水面に映る待賢門院桜。
待賢門院桜
西行と待賢門院の話は小説にもなっている。
待賢門院桜
法金剛院礼堂 法金剛院門前
礼堂  ●法金剛院門前。
名称 : 法金剛院の待賢門院桜 開花状況 : 満開
所在地 : 京都市右京区花園扇野町49 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2010/4/3 法金剛院マップ
指定 : 庭園は国の特別名勝
アクセス : JR嵯峨野線・花園駅下車すぐ
JR京都駅から嵯峨野線に乗り換え、花園駅で降りると目の前に法金剛院はあります。交通の便は非常良く、ここから妙心寺を経て仁和寺に至る散歩道は古都の春を満喫できます。
 法金剛院は京都では珍しい律宗の寺院。平安時代初め、右大臣・清原夏野が山荘を建て、その没後双丘寺(そうきゅうじ)と称しました。平安時代末期の大治5年(1130年)、鳥羽天皇の中宮待賢門院(たいけんもんいん)が再興し、寺名を法金剛院と改めました。庭には極楽浄土に見立てた浄土式庭園を作り、四季折々の美しい景観は、美貌の待賢門院(本名は藤原璋子[たまこ])を深く慕ったといわれる西行の歌に織り込まれています。
 待賢門院桜はヒガンザクラ系のベニシダレザクラの変種で、花の色が紫に見えるので「紫の桜」の別名もあります。待賢門院にちなんでこの名が付けられました。関西花の寺25ヶ所にもなっています。春の枝垂れ桜、花菖蒲や初夏の紫陽花、そして世界中から集めた蓮が有名で、花の寺として人気があります。
 妙心寺には「退蔵院の枝垂れ桜」、仁和寺には「御室桜」があります。
(HP管理者)

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