(京都市東山区、北区) | ●更新:2005年4月 |
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●東福寺のイブキは、説明板によると東福寺の開山(13世紀)とゆかりの深い木で、江戸期の名所図会では開山国師が宋国(中国)から携えてきたと記載されている古樹です。 | ||||||||||||
●本堂前にある「東福寺のイブキ」。東福寺の本堂は明治14年に消失後、1934年(昭和9年)に再建されたものです。 | ||||||||||||
●東福寺三門(国宝)と本堂 |
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●「東福寺のイブキ」は三門と本堂の間にあります。 |
●大徳寺仏殿(本堂)の前にそびえるイブキの巨樹。仏殿再建時(1665年)に植えられたものと思われます。 | |||||||||||||||||
●京都市の天然記念物に指定されています。 | ●大徳寺は塔頭(たっちゅう)の庭園が有名。 | ||||||||||||||||
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● | 大徳寺も東福寺も共に臨済宗(禅宗)の寺院です。イブキは両寺院ともに本堂の前に植えられており、非常によく似た位置に植えられています。 「東福寺」は、鎌倉中期(1239年)九条道家が宋から帰朝した聖一国師【円爾弁円(えんにべんえん)】を招き開山しました。 「大徳寺」は、鎌倉末期(1315年)大燈国師【宗峰妙朝(しゅうほうみょうちょう)】が開山しました。共に大本山として広大な敷地と幾多の文化財を所有していることで有名です。 「イブキ」はヒノキ科に属しており、ビャクシン(柏槙)又はイブキ(伊吹)と呼ばれています。 冬の京都は寒くて困ります。東福寺を訪れた日も冬特有のお天気で、晴れていても時折雪がちらつき、しばらく陽が差すのを待ってから撮影しました。 (HP管理者) |
東福寺マップ |
大徳寺マップ |
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(初瀬のイチョウの巨樹 と長谷寺の天狗杉) |
(大野寺の枝垂れ桜) | |
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No.15 | ||