(京都市山科区) 更新:2008年4月(3)
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毘沙門堂の枝垂れ桜
「毘沙門しだれ」と呼ばれるシダレザクラの古木で、幹周/2. 30m、樹高/7.8m、樹齢/100年以上。
毘沙門堂のサクラ
毘沙門堂本堂から見る桜と椿。ソメイヨシノは丁度満開でした。
毘沙門堂の枝垂れ桜
毘沙門堂・宸殿の前にある枝垂れ桜(毘沙門しだれ)のアップ画像。若干満開には早かったようですが。
毘沙門堂の枝垂れ桜
この枝垂れ桜は、JR東海の「そうだ京都に行こう」の2000年のポスターに使われたことがあります。
毘沙門しだれ
宸殿から写した枝垂れ桜。背景に見える門は勅使門、さすが門跡寺院です。
毘沙門堂の桜 毘沙門堂本堂
医薬門と桜。 毘沙門堂本堂。

山科疎水の桜
疎水の桜
JR山科駅から毘沙門堂への途中に琵琶湖から引かれた山科疎水が流れています。疎水の桜も丁度満開でした。
名称 : 毘沙門堂の枝垂れ桜
所在地 : 京都市山科区安朱稲荷山町18 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2008/4/5 毘沙門堂マップ
指定 : 京都市・区民誇りの木(シダレザクラ)
アクセス : JR東海道線・山科駅から北に徒歩約20分。
毘沙門堂は、大宝3年(703年)に行基によって京都の上京区出雲路の加茂川沿いに創建された「出雲寺」と号する天台宗の寺院でした。戦国時代に織田信長により全焼したものを、江戸時代初期の1665年(寛文5年)に天海・公海両僧正によって現在の山科の地に再興されたものです。後西天皇の皇子である公弁法親王が毘沙門堂に入ったことから門跡寺院となりました。
 毘沙門堂は桜と紅葉が有名で、特にしだれ桜は左近の桜として有名で、「毘沙門しだれ」と呼ばれており、この地に再興されてから3世紀にわたって植え継がれており、現在のサクラは5代目といわれています。
 訪問当日は境内や山科疎水のソメイヨシノは満開でしたが、「毘沙門しだれ」は5分咲きでした。でもたくさんの人で境内はいっぱい。ほど近い「醍醐寺の桜」とは比べものにはなりませんが、最近はかなりの人気の桜スポットになったようです。天然記念物の指定はありませんが、京都市の「区民誇りの木」になっています。
(HP管理者)

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