弘法杉

　（滋賀県湖南市）

●更新：2009年10月(5)

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●右上が「弘法杉」、幹周/6. 0m、樹高/26m、樹齢/約750年。大沙川（おおすながわ）の堤防上にそびえています。

●弘法杉の樹下には小さな祠があり、弘法大師空海が祀られています。


	●天井川であることがよくわかる。

●旧甲西町が立てた弘法杉の説明板

●	名称　：　弘法杉
●	所在地　：　滋賀県湖南市吉永292	○地図リンク提供：マピオン
●	撮影日　：　2006/3/11
●	指定　：　湖南市指定天然記念物　（S52年10月4日甲西町指定）
●	アクセス： JR草津線・三雲駅から旧東海道を西に1.3km、徒歩約20分。　【車】名神高速・栗東湖南ICから東に1.4km、「石部北」を右折し県道4号を南東に5.8km、「夏見東」を右折し1km。
●	江戸時代の幹線道路・旧東海道を三雲から西に歩き、大沙川（おおすながわ）の下をトンネルでくぐると、堤上に大杉があります。天井川とは、川に堤防を作ると、徐々に川底に土砂が堆積し、その上を川が流れるようになり、次第に水面が上昇して天井川になります。この地方には結構天井川があります。　言い伝えによれば、この地方を訪れた弘法大師・空海が食事をされた後二本のお箸を植えたところ芽生えて大杉になったといいます。また、もとは二本の大杉がありましたが、その後朽ちたのを里人が再び植えましたが、安政2年（1773年）に起きた台風時の洪水のため堤防が崩壊しもう１本は倒れたといいます。現在はこの弘法杉のみが残ります。（HP管理者）