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名称 : 菅山寺のケヤキ |
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所在地 : 滋賀県長浜市余呉町坂口字大箕山672 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2019/6/25 |
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指定 : 滋賀県指定自然記念物 (H3年3月1日指定)
長浜市指定保存樹 (H22年12月8日指定) |
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アクセス : 【車】北陸道・木之本ICから国道365号を北に4.9km、「余呉支所前」を右折し県道284号を1.5km、「ウッディパル余呉」を右折し山道を3.7km。駐車場あり。駐車場から菅山寺まで約600m。 |
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ウッディパル余呉からの道は狭くて道も荒れ気味。ゆっくりと登ると山頂付近に駐車場があります。標識に従い急な山道を下ると菅山寺に着きます。かなりの急坂で帰りが大変だなと思いながら下りました。市のコースマップがネットにありますので参考に。
本堂で「菅山寺のアカガシ」を見てからケヤキに向かいました。5分も歩くと山門前のケヤキの巨樹に到着。かっては2本のケヤキの巨樹が山門両側にありましたが、右側のケヤキは2017年9月3日に静かに倒れたそうです。腐朽がひどく耐えきれなかったものと思われます。
山門左側のケヤキは枝折れが多いのですが、大きな腐朽箇所も無いことからまだまだ大丈夫そうです。菅原道真公が44歳の時に、2本のケヤキと1本の梅を記念に植えられたと伝えられています。
菅山寺は、奈良時代の天平寶字8年(764年)46代孝謙天皇の勅命を受けて、照檀上人が不動明王を安置し、「龍頭山 大箕寺」を開山。当時は興福寺門法相宗であったと伝わわります。
平安前期に菅原道真が宇多天皇の勅使として入山、3院49坊を建てて大箕山菅山寺と改名したと伝わる古刹です。現在は真言宗豊山派の寺院。明治以降は衰退し無住となりましたが、大正元年(1912)に保勝会が組織され、残っている堂宇の改修と保存をされています。
(HP管理者) |
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