(三重県伊賀市) 更新:2017年1月(12)
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塚原のエノキ
三重県緑化推進協会発行の「三重の巨樹・古木」によれば、幹周/5.12m、樹高/14m。
塚原のエノキ
幹周実測値/5.50m。根元には石碑などが置かれています。
塚原のエノキ
ここには塚原古墳があったそうです。株立ちとまではいえないけれど、根元から分岐しているようです。
塚原のエノキ
塚原のエノキ
なかなか立派な樹冠のエノキです。
塚原のエノキの葉と実 エノキの葉と実。葉の半分には周囲に鋸歯がありませんので明らかにエノキです。
塚原のエノキ 根元の石碑には南無法蓮華と彫られています。
名称 : 塚原のエノキ
所在地 : 三重県伊賀市青山羽根381-27付近 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/10/27 塚原のエノキ マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】名阪国道・上野東ICから国道422号を12km、「青山羽根」交差点を右折し国道165号を900mで右折、50m行くと左側にエノキがあります。
三重県緑化推進協会から「三重の巨樹・古木」を送っていただきました。その中に掲載されていたエノキの巨樹を訪ねました。このエノキのある場所はかって塚原古墳があった場所で、昭和56年に発掘調査が行われています。
 塚原古墳は直径12mほどの小さな円墳で、外護列石が墳丘の裾部を巡っていました。この塚原のエノキから西に約2kmには、美旗古墳群という古墳群があります。古代から栄えた地方であったことが分かりますね。このあたりも大和から伊勢に通じる交通の要衝でした。
 エノキの根元には多くの石碑のようなものがあり、「南無法蓮華」と彫られているものもあります。エノキは神木のようにお祀りされていたのでしょうか。またエノキは根元から多くの幹に分岐しており、とても大きな樹冠を持っています。近くの旧青山町役場前には「青山支所のケヤキ」があります。
(HP管理者)

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No.1390