(三重県桑名市) 更新:2007年12月(4)
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太夫の大樟
双幹のため幹周の測定は難しいのですが、環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6. 80m、樹高/20m。 なお、説明板では地上60cmの所で測ると、幹周/10. 08mとのこと。
太夫の大樟
南側の幹に周囲4. 5mもある大きな瘤(こぶ)がみられます。これだけ大きいものは珍しいそうです。
太夫の大樟 太夫の大樟
太夫の大樟・説明板 市指定天然記念物の説明板
名称 : 太夫の大樟
所在地 : 三重県桑名市太夫 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2006/10/14 太夫の大樟マップ
指定 : 桑名市指定天然記念物 (S34年7月17日指定)
アクセス : JR・近鉄桑名駅からバスで「太夫」で下車し、南西へ徒歩10分。
桑名市の国道258号線・西別所ICの近く、住宅街に隠れるように「太夫の大樟」(たゆうのおおくす)がありました。「太夫の大クス」は、もとは氏神さまの境内にあった神木だったそうです。
 1959年(昭和34年)9月26日、東海地方に大被害をもたらした伊勢湾台風で、枝張りが多少変わったものの樹勢は今も旺盛です。 地上0.5mほどで二本に分岐した各々の目通り幹周は、南側の幹が5.9m、北側の幹は4.6mで、合わせると10.5mになります。
 かって「六本楠」と称されたクスノキ群がこの辺りにありました。天正年間(1573〜79年)三河のある武士が、このクスノキに隠れて一命を助かり、後年その巨木が枯死した時、記念のため植樹したのが現在の大クスだという話が伝わります。
(HP管理者)

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