(三重県鈴鹿市) 更新:2013年4月(1)
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白子不断桜
石垣の上に2本の桜があります。3月中旬ですが、ご覧のようにかなり多くの花が咲いています。
白子不断桜
2本共に樹高6m、樹齢不詳、里桜の一品種で、一重で白色、五枚の花弁があります。
白子不断桜
桜の見ごろは10月下旬から4月上旬までと長い珍しい桜です。桜の背後に見えるのが本堂。
白子不断桜
白子不断桜
白子不断桜
桜の花が咲き続けるのは本尊観世音の霊験によるよるものとして尊ばれています。
白子不断ザクラ
ヤマザクラのように花と葉が同時にあります。ヤマザクラとオオシマザクラの種間雑種と考えられています。
白子不断桜
子安観音寺の境内。バックに見えるのが三重の塔で、右が山門です。
白子不断桜(南株) 白子不断桜(北株)
説明板
名称 : 白子不断桜
所在地 : 鈴鹿市寺家3-2-12 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/3/16 白子観音寺マップ
指定 : 国指定天然記念物 (T12年3月7日指定)
アクセス : 近鉄名古屋線 ・鼓ヶ浦駅で下車し南に約100m、徒歩3分。
訪問した3月16日の翌日3月17日は例年通り「桜供養」の法要が行われます。法要当日には謡曲の「不断桜」が演じられるそうです。不断桜のある子安観音は、正式には白子山観音寺といい、高野山真言宗の名刹で、ご本尊は白衣観世音です。安産・子育ての霊験あらたかな霊場として全国に知られ、常に多くの参詣者があります。訪問した日も子供連れの家族が次々と訪れていました。
 創建は奈良時代の天平勝宝年間で1200年の歴史があります。「不断桜」は大正12年に国の天然記念物に指定されており、縁起では説明板にもあるように「天平宝字年中、雷火のため焼失した伽藍跡に芽生え、四季に花絶えず、称徳帝勅使をして禁裏に移させたまふに、一夜に枯れて見えければ桜を寺にかへさせ給ふ直ちに蘇生す、帝益々ご帰依あらせ給ひ”ちかひあり いつも桜の花なれば みる人さえや ときはなるべし”と読まれた。」とあります。
 その名の通り真夏を除く秋から春まで花が咲き続けるという不思議な桜です。花は一重で白色五弁、いつも葉があります。この葉っぱの虫食いから伊勢型紙が生まれたという由来があります。
 境内の南側、本堂左側の石垣の上に2本の桜があり、満開とは行かないまでも花はいっぱいありました。大阪造幣局の桜の通り抜けにもこの不断桜が植えられています。
(HP管理者)

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