(三重県松阪市) 更新:2015年7月(1)
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松阪神社の長寿樟
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6. 49m、樹高/22m。樹齢900年とのこと。
松阪神社の長寿樟
松阪神社のHPでもご神木・長寿樟のイラストが歴史のページを飾っています。
松阪神社の長寿樟
根元には大きな腐朽の跡のような箇所が。支幹が折れた跡でしょうか?
松阪神社の長寿樟
地上4mくらいにも大枝の折れた跡があり、バランスが悪く見栄えがよくありません。
松阪神社社殿 松阪神社社殿
長寿樟説明板 長寿樟説明
名称 : 松阪神社の長寿樟
所在地 : 三重県松阪市殿町1445 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/4/28
指定 : 指定なし
アクセス : JR・近鉄の松阪駅から西に約1km、徒歩15分ほど。 【車】伊勢道・松阪ICより県道59号を松阪市内に向かい、文化会館南交差点を直進すること約600m、左折し神社に。
松阪神社は四五百之森(よいほのもり)にある神社で、祭神として誉田別命(八幡さま) 宇迦御魂神(稲荷さま)、その他明治の合祀令により17社が合祀されています。
 境内中央にそびえる長寿樟ですが、説明板では、「私(樟の精)は今から九百年前(1092年)の平安時代後期にこの森(意非の森)で誕生いたしました。その頃この地の豪族飯高氏がこの森に鎮座されている意非(おい)神社を氏神様として深く崇敬されていました。その後天正16年(1588年)、四百年前蒲生氏郷公が松阪城を築城し城主となり当神社を城の守護神として崇敬されこの森を四五百の森と名付けられました。この長い間私はすくすくと育ち大木となり今もなお健在です。これからも皆様と共に神様のご加護を受け幾く年までも健在長寿でありたいと願つております。」とあります。
 少々くたびれた説明板ですが、神社のシンボルとして今も大切にされています。クスノキの根元にある空洞は、松坂城本丸の井戸とつながっていたと伝えられているそうです。神社の隣には松阪が生んだ江戸時代の国学者・本居宣長の記念館・神社があります。
(HP管理者)

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