(三重県尾鷲市) 更新:2016年6月(5)
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九木神社樹叢
国の天然記念物に指定されている「九木神社樹叢」。鳥居の前は九鬼漁港になっています。
九木神社樹叢
急な石段を登ると鬱蒼とした樹木に覆われた境内と社殿があります。
九木神社樹叢の楠
環境省巨樹巨木林DBによれば、クスノキの最大樹は、幹周/5.50m、樹高/30mで、この楠ではなさそう。
九木神社樹叢のスギ
これはスギの木です。多様な種類の植物が生育していることがこの鎮守の森の特徴です。
九木神社由緒
九木神社の由緒書き。
九木神社社殿
九木神社社殿。
名称 : 九木神社樹叢の楠
所在地 : 三重県尾鷲市九鬼町455 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/3/30 九木神社マップ
指定 : 国指定天然記念物 (S12年4月17日指定)
アクセス : JR紀勢本線・九鬼駅から東に約1.4km、徒歩25分。 【車】熊野尾鷲道路・三木里ICから1.8kmで左折し、国道311号を10km、右折し2kmで九鬼魚市場に。
魚市場の方に九木神社に来たことをお話しして駐車させていただきました。神社入口にある由緒書きによれば、「九木神社の祭神は菅原道真公。真治年中(1367年頃)、藤原隆信は仁木義長に敗れ、同年に九鬼に蟄居しすぐに城を築きました。その子隆治は南朝に仕えたが、伊勢駒ヶ原で敵に囲まれ自殺しようとしたところ、北野天満天神を祈り加護により難を逃れました。永和年中(1375年頃)帰国の際、居城の西北の隅に一祠を建て天満天神を祀る。」とあります。
 ここ九鬼湾は三方を山に囲まれ、波静かな天然の良港で、織田信長に従い、戦国時代に恐れられた「九鬼水軍」のルーツがこの地にあります。今も漁港として栄えており、真巌寺と共にかっての繁栄を偲ぶことができます。
 九木神社樹叢にはヘゴ科のシダ、クサマルハチが本州で最初に発見された場所であり、日本での分布の北限にもあたることから、植物分布地理学上、貴重な場所とされています。樹叢は亜熱帯・暖帯性の植物を中心に多くの種類の植物が生育しています。先日のブラタモリの「志摩」の放送で、「もこもこの広葉樹林が豊かな志摩の海を作っている」との話がありましたが、この九木神社樹叢も海岸の縁(へり)まで樹木が茂り、豊かな海を生み出すことが分かります。
 漁港の狭い道を登ると真巌寺のクスノキがあります。
(HP管理者)

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(三木里神社のスギ) (真巌寺のクスノキ)
     
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No.1243