(三重県紀宝町) 更新:2016年1月(15)
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神内神社のホルトノキ
環境省巨樹巨木林DBによれば、鳥居横のホルトノキは幹周/4. 20m、樹高/20m。
神内神社のホルトノキ
ホルトノキは大石を根元の板根に巻き込んでおり、子供を抱いているように見えることから「安産樹」いわれます。
神内神社のホルトノキ
ホルトノキは神社境内の鳥居横にあり、斜めに傾いて立っています。

神内神社のクスノキ1
拝殿右手の斜面にあるクスノキの巨樹。根が雄大です。
蘇りの木
「蘇りの木」と名付けられた拝殿左側にあるクスノキの巨樹。
蘇りの木
これも拝殿左側のクスノキで、手前左には台風で折れた大枝が横たわっています。
蘇りの木
「蘇りの木」を後方から見ると、斜めに伸びている木がクスノキと途中で癒着しています。
神内神社 神社の御神体は石英粗面岩の岩壁です。
神内神社の樹叢説明板 説明板
名称 : 神内神社のホルトノキ・クス
所在地 : 三重県南牟婁郡紀宝町神内958 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/10/19 神内神社マップ
指定 : 三重県指定天然記念物 (S16年12月2日樹叢として指定)
アクセス : 【車】国道42号線紀宝バイパス飯盛西交差点からオレンジロードを2.2km、「子安の宮」の案内板がある交差点を右折、すぐに橋を渡り左折し400m。駐車場があります。
神内(こうのうち)神社の石の鳥居をくぐるとすぐ左手に「安産樹」と書かれたホルトノキがあります。大石を根元に抱いており、子供を抱くように見えることからこの名があります。そのため別名として「子安神社」の名があります。
 境内全体が「神内神社樹叢」として県の天然記念物に指定されており、古くは、逢初森(あいそめのもり)と呼ばれていたそうです。
 樹叢の中には巨樹として、クスノキ2本とホルトノキがあげられます。クスノキの巨樹は拝殿の左右にあり、特に左側のクスノキは「蘇りの木」と名付けられていますが、幹の下部2m付近に大きくせり出した縦縞のような大瘤が特徴です。ただ2009年10月の台風で大枝が折れてしまい、現在は折れた大枝が横たわったままになっていました。
 ちょうどこの「蘇りの木」付近から瑞垣に囲まれた御神体の岩壁を見ることができます。原始宗教の名残をとどめる神社で、境内を歩くと神聖な空間を肌で感じることができます。
(HP管理者)

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