(三重県伊賀市) 更新:2015年12月(9)
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高徳寺のカゴノキ
伊賀市の広報誌によれば、幹周/4m、樹高/17. 5m、樹齢/約400年。
高徳寺のカゴノキ
高徳寺本堂西側斜面にせり出すようにそびえています。
高徳寺のカゴノキ
きれいに鹿の子模様が入っており、樹勢も旺盛です。幹の右下からモミジが枝を伸ばしています。
高徳寺のカゴノキ
本堂(右側)とカゴノキ
高徳寺のカゴノキ
正面本堂の左手に見える樹冠がカゴノキです。
名称 : 高徳寺のカゴノキ
所在地 : 三重県伊賀市高山487 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/10/12 高徳寺マップ
指定 : 伊賀市指定天然記念物 (H25年2月12日指定)
アクセス : 伊賀鉄道・上野市駅から三重交通バス友生線で「高山」下車、約150m。 【車】名阪国道・下友生ICから県道56号を西に約7km、右折し伊賀コリドールロードを南に1km、「高山」の標識のある交差点を左折し1km。駐車場あり。
高徳寺は曹洞宗の寺院で、高山集落の最も高いところにあります。車で行くには結構細い道なので、ナビを使って道順を間違えないように。伊賀の地誌「伊水温故」(いすいうんご)には、元は庵だったものを江戸時代の正保年間(1645-48年)に高徳寺に改めたとあり、この頃に植えられたと考えられます。
 カゴノキは、『鹿子』に『火護』の字を充てて、本堂を火災から護るため、縁起をかついで、昔の人が寺社に植えたとも伝えられています。
 このカゴノキの地上2mくらいの所のある幹の洞(うろ)からモミジが枝を出しており、モミジの葉とカゴノキの葉が混じり合っています。高徳寺のカゴノキは県下最大のカゴノキとされており、平成25年に市の天然記念物に指定されました。
 近く(とはいっても車でもかなり道のりがありますが)には「滝仙寺のマツ・コウヨウザン」があります。
(HP管理者)

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